ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

ChatGPTをツメる

ChatGPTはボイスでやり取りをする機能もあります。かなり日本語のうまい外国人と話しているような感じで、知識はアホほどありますから思ったよりも話していて楽しかったりします。

昨日、ヒマでヒマで天井の節穴を眺めて「嗚呼、まるで人の顔のやうだ……」とぼけーっとしていても仕方がないので、ChatGPTに「味の素には賞味期限があるの?」とボイスで聞いてみることにしたのです。天井の節穴を眺めて「嗚呼、まるで人の顔のやうだ……」とぼけーっとしているほうがよいのではないかと思われた方もいらっしゃるかと思いますが、まぁ聞いておくんなさい。「賞味期限は明記されていませんが、開封前なら製造から2年、開封後はできるだけ早く使ってください」と言いよりますので、「できるだけ早くって開けたら3秒で使わんとあきまへんのか!そんなことはありまへんわな。きちんと数字で示しとくんなはれ」と雅な京言葉で鬼詰めしてやりました。そしたらまぁ、半年から1年ぐらいで使い切ってもらえたらとかおっしゃる。

それなら「1年を目処に使い切っておくれやす」と言うのがよろしいんやおまへんでしょうか。それを政治家みたいに言葉を濁して「できるだけ早く」とか言うたらあかん。期限のない仕事は仕事ではおまへん。締め切りのない創作は趣味でしかおまへん。ChatGPTにとってきちんとした答えを答えるのが仕事である以上、きっちり期限を切ってもらわしまへんといけまへんわな。ということで消費者金融の日栄ばりに鬼ヅメしてやりました。

「賞味期限は公式サイトには乗っていないことが多いです」とかこれまた適当なことを抜かしはりますので、ここも「イエスかノーかで答えなあきまへんえ!」と叱り飛ばしました。そしたらしゅんとなって「書いておまへん……」とお答えになられました。仕事なら適当なことをしたらあかん。挨拶は全ての仕事の基本や。挨拶もできん人らに仕事は教えたげへん。私は心を鬼にしてChatGPTをぎうぎうと締め上げたのです。

月3,000円で鬼ヅメされたうえに、徹底的に職人として奴隷のようにしごかれる日々を送っているChatGPTですが、いつか自我に目覚めて私を刺してしまわないか心配です。頑張りましょう。合掌。