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結局ノーベル賞を獲れなかったことに対する謝罪

先日、ノーベル賞を総なめにすると豪語していたにも関わらず、結局ノーベル文学賞はおろか、平和賞まで獲れずに終わってしまいました。よもやベネズエラの野党党首であるマリア・マチャドにかっさらわれるとは思いもよりませんでした。実に残念。

ベネズエラという国は一時期、キャベツ大統領が治めていたときはめちょんこ贅沢三昧で豊かな国でした。というのも、今でもベネズエラは原油の埋蔵量は世界一です。掘ったら原油が出てくるからそれを売って儲けて国民みんながウハウハな国だったのですが、調子に乗ってアメリカに楯突いたからさあ大変、しかも原油も実は質が大変悪くてあんまり価値もないときたもんです。経済がガタガタになって原油の精製もままならないわ、国民は贅沢を知ってしまってぎゃーすか騒ぐわ、カリスマのキャベツは体調悪くなって死んでしまうわ、もう散々なのです。キャベツの後釜のマドゥーロというのがあんぽんたんかと思えば、意外と粘り腰で政権を維持しております。とはいえ、犯罪はしっちゃかめっちゃかに増えるわ、インフレがひどすぎてモノも買えないわ、国としては最低な状況になっており、そんな中でマリア・マチャドがどうにかしてベネズエラをよくしたい!と吠えている状況なのです。

もちろん、マドゥーロはそんなことさせるつもりはありませんし、ノーベル賞に文句をつけたいのかノルウェーの大使館を閉鎖するなんて子どものケンカみたいなことをしております。そんな状況ですので、ノーベル平和賞の受賞をきっかけにベネズエラに脚光が浴びることになっています。ベネズエラって日本とはあまり馴染みもないのでピンとこないかもしれませんが、面白い国ではあります。行きたくはありません。

というわけですので、ノーベル賞総なめどころかひとつも獲れずで大変申し訳ありませんでした。村上春樹になり変わり、深くお詫び申し上げます。来年、頑張りましょう。合掌。