とりあえず初のAndroidのタブレットを買って何をしていたのかというと、読書をするときにKindleアプリを開いたときだけ「読書モード」にして、Kindleアプリを閉じたら「読書モード」を止めるという作業を自動化できないかとすったもんだしていたのです。

すったもんだした挙句、よくわからんけど思っていた動作をするようになったので一件落着しました。とはいえ、ChatGPTに聞いてもちっともマトを得る回答は出てこないのです。例えばAをBにしたらいいよと言ってくるのですが、そもそもAが見つからない。BにしたくてもAがないのですから、はじめの第一歩から道を踏み外しているのです。
本当にすったもんだした挙句、どうにかこうにかなりました。ChatGPTはとりあえず無視して自分で解決方法はないものかとタブレットの画面とにらめっこをして、ああでもない、こうでもないと試行錯誤を繰り返し、ひょんなことから自分の思った動作をしてくれるようになって、無事に当初の狙い通りになったのです。ありがたいことです。
このように、私は自分がラクをするためにはそれに見合わないぐらいに労力を使うという、わけのわからない気質があります。ぶっちゃけ、さきほどの件もKindleアプリを開くときに「読書モード」にすればいいだけなのですが、同じことを毎回毎回するのがかったるいという理由で気がつけば睡眠時間まで削って数時間以上をタブレット&ChatGPTとにらめっこです。
これが効率化なのかというと、決してそうではないと思うのですが「どうにかすればできるはずだ」と思った以上は「どうにかしちゃう」のです。「できるかどうかではない、するのだ」という私がアルバイトをしていた先の社長に叩き込まれた昭和イズムが今になって火を吹いているのです。実に大変ですが、やるしかないのです。おかげで本も読んでないし、動画も見ちゃいません。タブレットを買ったのに本末転倒です。合掌。