月曜日にアメリカの大統領でもあるドナルド・トランプが日本に来日します。月曜ですが来日です。これは言葉のアヤなので許してもらいたい。

そして、なんやかんやして帰るようなので私のホットラインにもブッチホンがきたのです。
ここで令和キッズに「ブッチホン」って何?と言われるかもしれませんのできちんとご説明させて頂きます。昔々、昭和の時代に小渕恵三という総理大臣がいて、ノーベル賞を取ったり、きちんとゴミ捨てをしたり、何かお祝い事があると総理大臣だというのに直接電話をかけてくる総理大臣がいたのです。電話を取った人はそりゃあびっくり。自分の国のトップが直接電話をかけてくるわけです。今なら「どうやって電話番号を調べた!個人情報の流出ではないのか!」と大騒ぎすること間違いなしですが、当時は電話帳というカドで頭をどついたら死ぬような分厚い本が無料で配られていた時代です。それどころかプロ野球選手名鑑には野球選手の住所まで載っていたような時代です。個人情報なんて概念もなく、実におおらかでした。
それがいまや、卒業アルバムにも同級生の住所が掲載されることはなく、希望者のみに販売されるわ、自分以外の顔写真にはモザイクがかかっているわ、文集も将来的に使用されることのないよう全て黒塗りにされているわでとんでもない時代になったものです。
おっとっと、ついつい時代に取り残されたお年寄りみたいなことを言ってしまいましたが、話を戻しますとブッチホンというのは小渕恵三が電話をかけてくることの総称のようなもので、偉い人からの電話をブッチホンというようになったのです。昭和の人ならみんな「昨日ブッチホンかかってきたけどウザ過ぎてマジちょべリバ〜」みたいな会話をしていたのです。嘘だと思うのなら、当時の雑誌を調べてみてもらいたいものです。
というわけで、朝の4コマ漫画にも描きましたが、非公開ではありますがトランプと会ってババ抜きをしたりして遊んで、おみやげに551の豚まんをあげて、帰りのエアフォースワンの機内の香りを豚まんで染めてあげるのです。ひひひ。合掌。