今日は11月3日、文化の日です。
何をお祝いするのでしょうか。みなさまもご存知だと思いますが、文化の日は文化大革命をお祝いする日です。中華人民共和国において毛沢東が「農村に帰れ」みたいなことを言い出して、文化人をしっちゃかめっちゃか殺しまくった文化大革命をお祝いする日です。祝ってどうすると思いますが祝日なんだから祝わなければいけません。
似たようなことはカンボジアでも起こっており、ポル・ポトが「農村に帰れ」と言い出して、知識人を片っ端から殺しまくりました。カンボジアの人口の実に4分の1が亡くなったとされています。「農村に帰れ」と言い出すと、なぜかろくなことが起きません。
今の中華人民共和国は経済的にげしょげしょになってしまって、習近平が毛沢東に習って「農村に帰れ」とか言い出していましたが、さすがに中国人民もアホではないので、どうにかするんじゃないでしょうか。実際、習近平のパワーはがくっと落ちています。こないだの米中首脳会談でもこてんぱんにやられてましたし、適当な感じで落ち着くと思われます。
ぐわぐわ団は以前「働き方改革」ならぬ「働き改革」と唱えて、その後投げっぱなしという豪快なことをやらかしていますが「農村に帰れ」とは思っていません。「農村に帰れ」と言うとろくなことが起きないからです。田舎暮らしに憧れる人は農村に帰ったら良いと思いますが、だいたい定年退職した老夫婦が田舎暮らしに憧れて田舎に移住するものの、地域住民から村八分にされたり、携帯電話の電波が届かないことを不快に感じたり、光回線がなかったり、近くのコンビニまで車で2時間、イオンまで3時間かかることに嫌気がさして都会に帰るのを見ていると、やはり「農村に帰れ」とは言えないなぁと思うわけです。そういえばどっかの政治家が「ガソリンを安くするのは富裕層贔屓だ」みたいなとんちんかんなことを言っていましたが、農村で生活する人にとって車が必須だと知らないのでしょうか。私は車を持っていないのでわかりません。
文化の日ですから、文化大革命をお祝いすることに異議は唱えませんが、やはり文化的な生活を過ごせるようにしたいものです。頑張りましょう。合掌。
