ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

濃厚接触者

例のウイルスが猛威を振るっていたときに毎日のように耳にした「濃厚接触者」というコトバ。今思い返せば、なんかめちょんこおもしろくないですか?不謹慎かもしれませんが、例えば電車の横に座っている女子校生の耳元にそっと「濃厚接触者」と囁いてみましょう。すぐに警察にしょっぴかれます。会社の新入社員の子に酒宴の席で「今日はキミの濃厚接触者になっちゃうぞ!」と口にした瞬間に懲戒免職です。恐ろしいコトバではありますが、普通に「濃厚接触者」というコトバそのものはおもしろいと思ってしまうのです。

だって、めちょんここってりしているではありませんか、濃厚接触者。なんといっても濃厚ですから。天下一品のこってりラーメンぐらいにこってりしています。接触者であれば、まぁあっさりかこっさりぐらいでしょうが、濃厚が前にくるとそりゃあもうこってりスープになってしまいます。そんなコトバが毎日のように飛び交っていたのです。意味がわからない。

ムード歌謡の曲調で「🎵キミとボクは今日から濃厚接触者ぁ〜」と路上で歌ったら、おそらく気味悪がられて誰も見向きもしないでしょう。そもそも接触からしてよくないのかもしれませんが、とにもかくにも濃厚接触者は現代社会においてはもはや死語となり、誰も口にしなくなってしまったのです。ベーゼと一緒です。

というわけですので、ぐわぐわ団では濃厚接触者というコトバが過去においては毎日のように飛び交い、保健所が濃厚接触者を認定し、濃厚接触者と認定された暁には隔離されてしまうというトンデモな世界に我々は生きていたということを書き記しておきたいと思うのです。令和キッズはそんな時代があったなんてと思う時がくるかもしれません。そんなとき、このぐわぐわ団の文章を読んで、余韻に浸っていただきたい。できれば、もう一度濃厚接触者というコトバに光を当てていただきたいのです。言葉狩りの時代はもう終わりました。これからはコトバ生かしの時代です。頑張りましょう。合掌。