NHK教育の「私の自叙伝」という番組の再放送で漫画家・手塚治虫が漫画について語っていました。内容はちっとも頭に入らなかったのですが、ベレー帽を被ったお姿がやっぱり手塚治虫だなぁと思って見ていました。

ていうか、手塚治虫ってもしかしたらベレー帽が本体なのではないかと思ったのです。さかなクンの本体が頭の上のさかなの被り物であるのと同様に、手塚治虫の本体もベレー帽なのではないか。下の人間みたいなのはおまけなのかもしれない、そう考えると手塚治虫のイメージがベレー帽であったことにも納得がいくのです。
漫画家である以上はベレー帽を被らなないといけないみたいなルールはないのですが、なんとなくベレー帽を被っていると漫画家っぽく見えるのは良くも悪くも手塚治虫が先駆者だからでしょう。ジャイアンの妹、ジャイ子もベレー帽を被っています。ペンネームはクリスチーネ剛田。ただ、ジャイアンの本名は剛田武なのに、ジャイ子の本名は謎に包まれています。
これには理由があって、仮にジャイ子の本名を「武子(たけこ)」にした場合、世の中の武子さんはジャイ子というあだ名をつけられてからかわれてしまうかもしれないので本名は出さないことにしたそうです。藤子・F・不二雄先生の優しさがうかがわれるエピソードです。
とはいえ、ジャイ子そのものはエゲツないですからね。ドラえもん1巻の第一話でのび太が木に引っかかってぷらーんとしているのを見て「やあ首つりだ、ガハハハ。」と笑い飛ばすめちゃくちゃさです。

その後、なんやかんやで登場回数は減り、クリスチーネ剛田として漫画家志望の脇役としてたまに登場するぐらいで落ち着いたわけですが、もともとはのび太と結婚する未来があったというのにドラえもんのせいで未来が変わってしまって、なんともいえないもんにょりがあるのです。
それはそうと、漫画家ゑるねを生成してと頼んだら上の画像が出てきました。ベレー帽を被っていないじゃないか、と激昂して憤死しそうになりましたがゑるねのベレー帽姿は似合わなそうなので許します。合掌。
追記:中尾彬の本体はねじねじ。改めて合掌。