ChatGPTに時速300kmで走る蒸気機関車の画像を生成してとお願いしたら、こんなのを生成してきました。

見た目はめちょんこかっこいいですが、こんなのが走ったら周辺住民が黙っちゃいないでしょう。洗濯物は煤で真っ黒けになりますし、騒音がめちゃくちゃ出るはずです。
で、ふと思ったのですが実際に蒸気機関車で時速300kmは可能なのかな?と。まず画像を出させておいてから、これって可能なの?とようやく思い至るあたり、頭の構造がどうなっているのか、我がことながら心配です。

※こちらは「鉄道」をテーマにしたゑるねとゐるね
結論としては現代の技術では不可能です。蒸気機関って「水を沸かす」→「蒸気を出す」→「ピストンを押す」→「回転運動にして動力を取り出す」という流れになります。この中で「ピストンを押す」のは言わば上下運動です。右手を軽く握って上下に動かしてみてください。それが上下運動です。何かの動きに似ていますが気にしてはいけません。そして、この右手の動きを回転運動にするわけですから、そりゃあもう大変なことになります。車輪の直径が2mの場合、時速300kmなら一秒間に40回転以上です。それだけの回転運動を往復運動で動かす場合、1秒で80往復しなければなりません。何かを握っているとすれば、その何かは瞬時に擦り切れるか燃え尽きてしまうことでしょう。恐ろしいことです。
それよりも、1秒間に80往復なんて振動でギャートルズです。何かが吹っ飛んでしまいます。
一方、電気はモーターで回転運動を作ります。新幹線は電気で動いている→モーターを回している、つまり往復運動から回転運動を取り出しているわけではなく、最初から回転運動を取り出しているのです。時速300kmが可能なのはそのためです。
ここまで書いておいてなんですが、よくよく考えたらF-1マシンは往復運動→回転運動じゃないかと思い、蒸気機関でも時速300kmは可能なんじゃないかと思って、改めていろいろと調べた結果、これならできるかもしれないというのがこちら。

蒸気タービンを搭載して発電し、その電気で動きます。これなら時速300kmも夢ではありませんが、それなら最初から電気で動かせばいいわけで、根本的に何か間違っています。頑張りましょう。合掌。