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オランダと日本の微妙な関係

サッカーW杯、オランダと日本の試合は2対2で引き分けという無難な結果で落ち着きました。誰がブックを書いたのか知りませんが、まぁまぁいいところで落としたなと思います。ただ、キングカズがいればハットトリック分加算されて5対2で勝てていたので、やはり森監督の決断力の無さが残念でなりません。

それはそうと、オランダというのは日本とは微妙な関係でして、ご存知かもしれませんが世界中でオランダのことをオランダと言っているのは日本だけです。他の国の人たちはみんな「ネザーランド」もしくは少しなまって「ニュージーランド」と言っています。もちろん、国連に行って「おい、オランダ!」と言っても誰にも伝わりません。

ここにオランダと日本の関係の微妙な関係があるのです。もともと日本には「蘭学」という言葉があったように、ネザーランドのことを感じで御蘭大と書いて「おらんだ」と呼んでいました。そして、そのまま終戦。東京裁判でオランダの判事が「我が国のことをきちんとネザーランドと呼ぶように」と言うべきところを間違えて「我が国のことはオランダと呼んで差し支えない」と言ってしまったがために、現在に至るまでオランダと言い続けているのです。

とはいえ、国名というのは適当なもので、あの北朝鮮も正式名称は「朝鮮民主主義人民共和国」ですが、あの国のどこに民主主義があるんだよと思いますし、じゃあ北朝鮮でいいやという流れで日本では北朝鮮と我々は呼んでいるだけなのです。

台湾だって正式名称は「中華民国」ですが、あんまり中華民国と呼んでいる人はいません。みんな台湾、台湾と言っていますし、HISのパンフレットにも「台湾旅行!」みたいに書かれているのです。でも、それに対して台湾の人たちが「きちんと中華民国と言え!」と抗議をしてくるわけではありません。

日本だって「ニホン」なのか「ニッポン」なのか「ジャパン」なのかわからないではないですか。似たようなもんです。

というわけですので、オランダのことはきちんとニュージーランドと言いましょう。合掌。