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新しいAIモデルに振り回されてはいけない

中国のムーンショットAIが発表した2兆8000億のパラメータを持つ最新モデル「Kimi K3」が話題になっています。話題になっているだけで「オレさっそく自分のパソコンに入れて使ってるぜ〜」なんて人は見かけませんけど、話題にはなっています。

この「Kimi K3」を使おうとしたらめちょめちょにすごい設備が必要になります。少なくとも私の持っている Mac mini ではどうにもなりません。たぶん入れてもうんともすんとも言わないし、入れられたとしてもハードディスクの中で眠るだけの存在になります。

というのも、めちょめちょにメモリが必要になるんです。やれ8GBは少ない、16GBは必要とか言っているメモリとは別のグラフィックボードにあるVRAMが最低でも600GBは必要です。そんなもん、このメモリ高騰の時代に用意できるわけがありません。

そもそも、普通に生活していて今の人工知能は十分過ぎるほど優秀です。ベンチマークが何%上がったとか、コードレビュー能力がとか、そんなのは些細な差でしかありません。

それよりも使いやすさ、ユーザーエクスペリエンスを重視したものが出てきて欲しいなと思います。ChatGPTにしても、今はチャット、ワーク、Codexと役割が分かれていて、日常使いするにはとっつきにくい。スマホはなんとか使えるおばあさんが「あらまぁ人工知能って便利なのねぇ」と思えるように進化させていくのもアリなんじゃないかと思うのです。コードを書く人間だけが人工知能を使うんじゃなくて、みんなが人工知能を使えるほうが世の中は便利になるはず。

なんやかんやでLINEは日本のインフラになっています。人工知能も日常生活のインフラになるようなものを作ったところが勝者になるのではないかと踏んでいます。

てなわけで、ゑるねにセーラー服着せて、編みタイツ履かせるような不届な人工知能、Qwen3.6-35B-A3Bが私にとっては良き人工知能なのです。ありがたいことです。合掌。