ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

定借のタワマン

タイトルを見るとなんのこっちゃと思われるかもしれませんが、ガリガリに噛み砕いて書くと「定期借地権付きのタワーマンション」ってのは「時間が経ったら絶対ぶっ壊されるタワマン」のことです。どういうこっちゃと思われるかもしれませんのでご説明いたします。

定期借地権というのは「期限が来たら更地にしてお返しする約束」で土地を期限まで使う権利のことを言います。そんな土地のうえにどかんとタワーマンション建てちゃった人たちがいて、そのタワマンを買ってる人もいるのです。

「パークコート渋谷 ザ タワー」が代表的な定借タワマンで、土地を使える期限は2093年9月30日まで。その後は建物を解体して、更地にして土地所有者に返還されます。契約更新もなければ、建物の買取請求なんてのもできません。とにかくぶっ壊して更地にして返すのです。

ただ、めちゃくちゃ便利な超一等地にあって、高層階の3LDKの部屋は約7億円します。2093年には絶対にぶっ壊されるのですが、とりあえず今買おうとしたら約7億円。わけがわかりません。

そして、このタワマンには解体積立金というものが存在します。2093年にぶっ壊すためのお金をみんなで出し合っているのです。ただ、67年後に解体費用がどのぐらいかかるのかなんてのは誰にもわかりません。ロボット解体みたいなのができるようになってお釣りがくるかもしれませんし、全然足りないかもしれません。足りなかった場合は最後の所有者の人たちで不足分を出し合うことになると思うのですが、こうなるとババ抜きみたいなもんです。

今はまだ期限がくるのは先の話なので誰も気にしていないと思うのですが、2080年頃になったらどうするのか、2090年になったらどうなるのか、めちゃくちゃ気になります。正直社会実験みたいなもんで、誰もどうなるかはわかりません。

とりあえずは「パークコート渋谷 ザ タワー」がどうなるのかを見届けたいので長生きせねばならんなと思っています。お金が湯水のようにあったら残り3年の時点で買うかもしれません。頑張りましょう。合掌。