クリームシチューを作りました。買ってあったルウの箱をぼやーんと見ていたんですけど、クレアおばさんって誰?
私の脳内でクレアおばさん捜査本部が設置され、世界各地のクレアという名前の女性に電波を飛ばして、調査を行いました。よく本屋さんで売っている背後霊がどうのこうので、やんやんする本が売っていますが、あんな感じだと思ってください。
「私じゃないわよ!」
「あたしが料理下手だと知ってて聞いてるの?」
「シチューなんて人生で一度も作ったことないわ!」
「ブイヨンってなによ!ぶよぶよって言いたいの?キーッ!」
電波を返送して頂いたクレアさんがどいつもこいつもすかたんばっかりで、どうしようもなかったので、結論としては、たぶんクレアおばさんは実在しない、概念としてのクレアおばさんなんだろうなという結論になりました。「結論としては〜という結論になりました。」という、実に頭の悪い文章になりましたが、なんとなくご容赦ください。今度、日本ファンタジーノベル大賞が復活するそうで、ファンタジー小説を書いて応募しよっかな〜と軽い気持ちでふわふわしていたのですが、こんな文章を書いているようでは、小学生にすら負けるかもしれません。
クレアおばさんを調べるために電波飛ばす時点でこのブログはファンタジーブログなのです。ファンタジー小説だからといって、剣と魔法でやんやんするだけがファンタジーではありません。背後霊がどうのこうのも立派なファンタジーです。
話が逸れました。いつものことです。結論として、クレアおばさんは実在しないのではないかという結論に至ったわけですが、グリコのサイトには、一応クレアおばさんのプロフィールが書かれているのです。
謎につつまれていました。
日本からは遠い遠い、緑に囲まれたヨーロッパの小さな村。あんまり小さすぎて地図にものっていません。目印は大きなもみの木、後はおいしい匂いをたどっていけばクレアおばさんの台所にたどり着きます。
だから、どこなんだと。ヨーロッパも広いですから、この程度の情報でクレアおばさんにたどり着けるはずがありません。北欧をぐるっと回るだけでもエラいことになるぐらい、ヨーロッパは広いんです。水曜どうでしょうの「ヨーロッパ・リベンジ」を見れば、そりゃあもう一目瞭然です。グリコのシチュー制作班が新作を出そうとするごとに、地図にも載ってないような村まで行って、クレアおばさんにレシピを教えてもらいに行っているとは到底思えません。というわけで、クレアおばさんはグリコのシチュー作る人たちの心の中に生きているのです。そういう結論に至りました。
今回は結論ばっかりです。合掌。