猥談ではありません、怪談です。猥談を期待されていた読者の皆々様におかれましては誠に申し訳ございませんが、怪談ですのでご了承ください。水飴を使って「🎵あんなこといいな、できたらいいな」みたいなことを書くつもりは毛頭ございませんし、そもそも食べ物を使って何をしてんねんと思ってしまいます。コンプライアンス的にもアウトではないでしょうか。水飴を使うのであれば、専用のローションを使って気兼ねなくプレイしてもらいたい。そういう気持ちでいっぱいです。

朝の連続テレビ小説『ばけばけ』で、お寺の住職が外人に「怪談・水飴を買う女」が披露されていました。どんな話かと言うと、お寺の近くの水飴屋さんに毎夜毎夜女が水飴を買いに来ていたそうです。その女の様子が日に日に具合が悪くなっていくので、水飴屋の主人が気になって女の帰り道を後からつけていったそうです。ストーカーです。この時点でコンプライアンス的にアウトなのですが、今回はそういう話ではありません。
女は墓地に行って、とあるお墓の前でふっと消えてしまいました。そして、その墓の中から子どもの泣き声が聞こえます。水飴屋の主人はびっくりして墓を掘り返しました。これもコンプライアンス的にアウトなのですが、今回はそういう話ではございません。
墓を掘り返してみると、子どもが泣きながら水飴を食べていて、横には割れた壺があって「和尚様の大切にしていた壺を割ってしまいましたので、この毒を舐めて死んでお詫びをしようと思っていたのですが死ぬことができません」と、それは一休さんのとんち話やないか〜い!というオチだったのですが、まぁ朝の連続テレビ小説ですから、そこらへんはマイルドに表現されておりまして、外人が泣き出して「ソーリー、もっと怪談プリーズ」と言いだしたものの、お寺の住職が「うちにはもう猥談はありません」と行っておしまいでした。
『ばけばけ』はこのように面白いのでNHKの受信料を払いましょう。NHKからの回し者でした。合掌。