ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

『世界一ゆるいいきもの図鑑』を読みました

世界中には150万種のいきものがいます。そのたくさんのいきものの中から、選りすぐりの「ゆるい」いきものばっかり集めた本がこちらになります。

砂のもふもふまんじゅう・サバクキンモグラを筆頭に、ずらずらずらっとゆるいいきものが紹介されています。その中でも、私にとってナマケモノは憧れの存在ですから、きちんと紹介されていて満足です。

1日15時間睡眠、ほ乳類なのに変温、筋肉がないから地面に降りるとまともに動けない、顔の筋肉すらほとんどないのでぼにゃんとした表情をしている。動きはとってもスローモー。どうして、こんな生物が今までずっと絶滅せずにいられたのか不思議でならないのですが、食べものは1日葉っぱ8グラムでいいとか、とにかくエコロジーを貫き通して生きてきたようです。

この本で知ったのですが、意外と天敵も多いようで、鷲には主食レベルで食べられているそうです。まぁ、見つかったらおしまいですからね。

ナマケモノを取り上げてみましたが、ゆるい動物というのは他にもたくさんいるようです。人間はせっせこ働いて、なんかもう意識高く努力しまくらないとダメ!みたいな世の中になっちゃってますが、周りを見渡してみると、そんなん人間だけじゃないかと。生命体レベルで考えたら、素敵な生き方をしているいきものがめっちょこいるやん?と気付かせてくれる本ではないかと思うのです。

酒飲みまくりのいきものもいるそうです。びっくりします。名前も「ハネオツパイ」だそうで、なんかもう生きているだけで丸もうけみたいないきものじゃないかと思いました。よくわかりませんが、とにかくそういうことです。

残念なのは、世界一とうたっているのに、キングオブキングゆるいいきものが掲載されていないことです。

はい、ごみちゃんです。基本、おふとんの上で暮らしています。家の近くのセブンイレブンに行くのに一日半かかります。一日中べよべよと過ごしていますが、時に厳しいツッコミを入れたりします。そんなごみちゃん、残念ながら『世界一ゆるいいきもの図鑑』には掲載されていません。続編が出るのであれば、ぜひ取り上げて頂きたいと思います。

世界一ゆるい いきもの図鑑

世界一ゆるい いきもの図鑑

 

それはそうと、せっかくなので、この『世界一ゆるいいきもの図鑑』先着2名の方にプレゼント致します。お問い合わせから、私あてに連絡をください。追って、こちらからご連絡を差し上げます。

応募は終了致しました。たくさんのご応募、ありがとうございました。合掌。

▼ごみちゃん専用のしんかんせんの記事はこちら▼

gwgw.hatenablog.com

みだれ髪

本日は与謝野晶子の『みだれ髪』について。

小説か何かだと思っていたのですが、歌集だそうです。内容に関しては特に語るつもりはありません。つもりどころか、読んだことがないので、語ろうにも語れません。語るに落ちるとはこのことです。

間違えました。このことじゃありません。「語るに落ちる」とは、何気なくしゃべっているうちにうっかり本当のことを言ってしまうことです。実は僕のお父さんはジェームズ・ステュアートなんだという秘密があったとして、その秘密をひた隠しにしていたのに、ついついラーメンはこってりがいいのか、それともあっさりがいいのか論争でヒートアップしてしまった結果、「僕のお父さんはジェームズ・ステュアートなんだ!」と暴露してしまう、これこそ語るに落ちるなのです。語るに落ちないようにしないといけませんね。

ジェームズ・ステュアートはこんな人です。

191cmの長身で、その誠実な人柄と、日々の生活で困難に立ち向かう「平均的な中流階級のアメリカ人」の役を多く演じたことによる役柄の印象から「アメリカの良心」と呼ばれた。

「アメリカの両親」だったらちょっとドン引きなんですが、「アメリカの良心」であるならば異論はありません。ちなみに、「日本の良心」で検索すると、石川三四郎という人が出てきます。日本が生んだ代表的なアナーキストなんだとか。初耳です。 

話がどっかに行ってしまいましたので『みだれ髪』についてお話をさせていただきたいと思います。

「髪のみだれは、心のみだれ」

与謝野晶子を今更叱りつけるのは忍びないのですが、『みだれ髪』だと自負しているのであれば、整えなさいと言わざるを得ません。みだれているのでしょう、それをそのままにして、「ねえねえ、私、みだれ髪!」みたいなのはどうかと思います。

与謝野晶子ファンの方には申し訳ありませんが、あくまでも私個人の見解であり、ぐわぐわ団の総意であります。夜道で襲わないでください。

髪をみだすぐらいなら、いっそのこと剃ればよいのです。

gwgw.hatenablog.com

髪の毛の量が少ない、もしくはない、という状態であったとしても、かっちょよくする方法はいくらでもあるのです。上の記事は前のブログ「負けいくさ」で書いた記事なのですが、とにかくロブ・ハルフォードがかっちょいいと言いたいだけの記事です。この記事の冒頭にも書いていますが、私は髪の毛の量が極端に少ないことをネタに笑いを取ろうとする漫才があんまり好きではありません。

 

Thy Kingdom Come

Thy Kingdom Come

  • Morbid Angel
  • オルタナティブ
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

 

突然ですが、モービッド・エンジェルというデスメタルのバンドの中でも特にすごい人たちです。なんかぐちゃぐちゃになってきたのでこのへんで。合掌。 

大学生のうちに読むべき良書100選

社会人になると、なかなか本が読めなくなります。ですので、時間のある大学生のうちにたくさん本を読んでおけばいいと思います。というわけで、大学生のうちに読むべき良書100選と題して、私のオススメの本を紹介していきます。

……ゴルゴ13でも読んだらええんじゃないでしょうか。184巻まで出ているので、その中から勝手に100冊選びましょう。大学生なんだから、どのゴルゴ13が良さそうかぐらいは判断できるでしょう。

これだと「大学生のうちに読むべき良書100選」ではなく、「大学生のうちに読むべき良ゴルゴ13100選」になってしまい、ゴルゴ一万三千百選みたいになってしまって、もはや収集がつかなくなります。

ゴルゴ13は読んだことがないのでよくわかりませんが、184巻もあればそのうちの100冊は良書でしょう。そういうことにしましょう。そしたら、この記事のタイトルに嘘偽りなしですから。大学生のうちにゴルゴ13をしこたま読んでおけば、社会人になってから、きっと役に立ちます。それは私が保証します。先ほども申し上げたとおり、私はゴルゴ13を読んでいません。おそらく、読んでいなかったことによる不利益を多分に受けているはずなのですが、読んでないからわからないだけなのです。大学生のうちにゴルゴ13を読んでおけばよかったと今でも思います。ゴルゴ13を読んでさえいれば、違う人生を歩めたかもしれないと思うと、悔やんでも悔やみきれません。

ここで、私のゴルゴ13に対する思いというか、ゴルゴ13の作者に対する、たったひとつだけのもんにょりポイントをご披露させていただきます。本来であれば、ゴルゴ13の作者へのもんにょりポイント披露宴を開催するべきところではありますが、わざわざ披露宴を開催するほどのもんでもないというのが本音です。ということですので、ここでもんにょりポイントをご披露するのです。

「さいとうたかを」の「を」が、どうしようもなくもんにょり!!

かと言って、「さいとうたかお」だと、これまたもんにょり!!

どうしたらいいのか、この気持ち。青春時代の初恋を思い出します。

ゴルゴ13を読もうとしても、どうしても「さいとうたかを」の「を」が許せなくて、ノートに「たかお」を書いて、やっぱり違う!ってすごく気持ちが高まってしまい、いっそのこと「さいとうたかし」にしてしまおうかしら?なんて呟いたりなんかして。

「さいとうたかし」は明治大学文学部の教授で、教育学者であり、作家です。合掌。

君死にたまふことなかれ

『君死にたまふことなかれ』は、与謝野晶子が日露戦争の最中に戦地に赴く弟に宛てて書いた、とても有名な詩です。「明星」という雑誌に掲載されました。「明星」というのは集英社が発行している雑誌で、私のイメージでは光GENJIというアイドル集団がよく表紙を飾っていた記憶があります。ローラースケートを履いて、うわーっと滑りながら歌うという斬新なスタイルは今もみなさんの記憶に新しいのではないかと思います。ローラースケートで滑るなら滑る、歌うなら歌うで、曲芸大会ではないのですから、ひとつのことに集中しなさい、東海林太郎さんを見習いなさいと声を大にして言いたかったのですが、そんなことをしたら当時の熱狂的光GENJIファンに何をされるかわかったものではありません。

今も心臓が破裂するようなダンスを踊りながら歌う大人数の集団が幅を利かせていますが、あんなことをしていては命を縮めます。まん丸ロイド眼鏡をかけ、燕尾服を着て、直立不動で歌うことに集中する東海林太郎のスタイルこそ、今こそ原点回帰として見直すべき時がきたのではないかと思うのです。人間、ふたつのことを同時にするのは難しいのです。ふたつのことを同時に見せる曲芸を極めるべきか、歌だけを極めるべきか、そういった選択がこれからの私たちの時代には求められるのです。

何のことかというと、何のことだかさっぱりわかりません。

さっぱりわからないので、話を『君死にたまふことなかれ』に戻しましょう。きっちり読んだことがないのと、あんまり時代背景とかもよくわかっていないので、適当なことを言いますがご了承ください。そもそも『君死にたまふことなかれ』とはどういう意味かと言いますと、「あんさん、死んだらあきまへんで!」ということになります。英語で書いたら……

Don't be alive!

ですかね。とりあえず「Don't be alive!」をGoogleで翻訳してみたら「生きてはいけません!」ってなったので、申し訳ございません、間違えました。ただ、英国人に「Don't be alive!」って言われたりする状況ってどういう状況なのか、こっちのほうが逆に興味がありますね。

ローラースケートを履いて下り坂の上に立ち、重力によってじわじわと滑り出して加速していく中、直立不動で、ガラスの80代とか適当な歌を大きな声で歌いましょう。「坂の上の雲」の坂本龍馬のように、新しい時代を切り開いていく気持ちを、ローラースケートを履いているのに直立不動で歌うというスタイルで表現してみましょう。きっと、通りすがりの英国人に、

Don't be alive!

って叫ばれることだと思います。いつにも増して、なんのことやら。合掌。