『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』を読みました
HSP(Highly sensitive person)をご存知でしょうか。
世の中、なんでもかんでもアルファベット3文字で略しすぎです。アルファベット3文字で略すのが多すぎて、いちいち覚えるのもままなりません。アルファベットは27文字しかないのに3文字並べて組み合わせるわけですから、27×3=81通りしかありません。そりゃあもう、ごちゃごちゃするに決まっているのです。
BCGと聞いてツベルクリン反応を思い浮かべる人は多いと思いますが、ややこしいことにBCGというコンサルティング会社もあります。ボストン・コンサルティング・グループを略してBCGです。そのうえ、『おぼっちゃまくん』という漫画に出てきたブラック・チャーシュー・グンダンもBCGでした。BCGだけで大混乱です。
イギリスの放送局、英国放送協会はBBCですが、日本のテレビ局であるびわこ放送もBBCです。ややこしいこと、このうえありません。「毎日BBCを見て英語の勉強をしています」という人に対して「びわこ放送でっか?!」と返事をする可能性も否定できないのです。
アメリカのプロレス団体WWEはもともとWWFだったのですが、世界自然保護基金のWWFと同じでいちゃもんをつけられたのでWWEにしたという経緯があります。英国放送協会がびわこ放送にいちゃもんつけて裁判を起こす可能性も否定できないのです。世の中には否定できないことばっかりです。
というわけで話を戻しますが、アルファベット3文字でHSPと言われても何のことやらさっぱりなのです。一応、日本語訳として「敏感すぎる人」「とても敏感な人」という言葉があるのですが、本を書いている著者自身がHSPで「とても敏感な人」と呼ばれることは正直気持ちのいいものではないと感じているため、この本ではHSPの人のことを「繊細さん」と呼んでいます。わかりにくいアルファベット3文字より、よっぽどわかりやすくて素晴らしいことだと思うのです。
というわけで、繊細さんの本ですが、おもしろかったです。合掌。
<追記>
私は何となくTSUTAYAで手にとって本を買ってしまいましたが、Amazonプライム会員の方であれば Prime Reading を利用して無料で読むことができます。(2019年1月13日時点)
ついでに、ぐわぐわ団の四コマ漫画もKindleを使って無料で読むことができます。
ぜひ、ご覧ください。もう一度、合掌。
<追記の追記>
おそらく、みなさんお気づきだと思いますが、アルファベットは27文字ではなく26文字です。そして、アルファベット3文字の組み合わせは27×3=81通りではなく、26×26×26=17,576通りです。念のため、申し添えます。合掌。
30年後あったらいいな
はてなブログで何を言い出すのかと思われるかもしれませんが、noteと日経新聞が共同でこんな企画をしています。
この度、noteでは日本経済新聞社と共同で「#30年後あったらいいな」というお題で投稿を募集します!募集期限は、2019年1月31日(木)までで、マンガやイラスト、コラム、エッセイ、小説など、形式は問いません。素敵な作品は日本経済新聞などでの掲載を予定しています。
素敵な作品は日本経済新聞で掲載されるんだとか。
というわけで、日経新聞に自分の文章が載るのも面白かろうと思ったのですが、思いついたのが「30年後があったらいいな」なのです。
つまり、いろいろな理由で、30年後など来ないという前提です。軍事衝突かもしれませんし、自然災害かもしれませんし、人災による破滅かもしれません。新しい疫病の蔓延による人類の滅亡の可能性もあります。宇宙人が攻めてくる可能性もゼロとは言えません。いろいろな可能性を探り、30年後が来ないことを明らかにしたうえで「#30年後あったらいいな」という文章を綴るのです。
たぶん、そんな文章を書いたところで、日経新聞の中の人は「何をアホなことを書いているんだか……」と見向きもしないでしょう。笑いたければ笑うがよい。30年後には真実がわかるのです。いろいろな作品がnoteに投稿され、その中でAIだのなんだのと能天気な作品が大賞をとって日経新聞に載ったけれど、真実を書いていたのはぐわぐわ団の大予言であったことに、30年後明らかになるのです。ヒヒヒ……
と、わけのわからないことを思いついたのですが、今は西暦でいうとすでに2019年です。西暦が始まってからでもすでに2000年以上が経っているのです。今までなんやかんやと世界の滅亡を予言した人はたくさんいましたが、全員ハズレていることを考えると、これから30年後もたぶん何事もなくやってくると考えるのが普通というか、妥当というか、多少は今とは違ってごちゃごちゃしているかもしれませんが、陰謀論的な話にはならないかと思います。30年後もぐわぐわ団は変わらず与太話を書き続けていることでしょう。
とりあえず、30年後にあったらいいなと思うのは、みんなが楽しく暮らせる平和な世の中です。合掌。
ヤバイTシャツ屋さんのDVDが楽しい!
この前、つい勢いで買ってしまったDVDがこちらになります。
2018年3月16日、大阪の Zepp Osaka Bayside でのライブが収録されています。
音楽を聴くだけなら、わざわざ映像なんて観なくてもええやんと思っていたのですが、実際の歌っている様子、会場の雰囲気というのを観ると、全然違います。会場の人たちがめっちょこうわーっとしていて、人がごろごろと運ばれたり、とにかくウェーイとしているのを見ているのが楽しいです。
お祭りを外から見ているような感じです。わかりにくく言うと、岸和田のだんじり祭りのDVDの難度をもっともっと下げたような感じといえば、ご理解頂けますでしょうか。
岸和田のだんじり祭りはご存知かと思いますが、だんじり祭りのDVDというのもあるのです。岸和田の人たちがだんじりを全力で引っ張るだけの映像が延々と続くのですが、あれを見て「滾る(たぎる)」人がいるのです。ぶっちゃけ、だんじり祭りのDVDは私も理解できないのですが、ヤバTのDVDは観ていて思いっきり滾ります。
2,000人以上の人たちが「貴志駅周辺なんもない!」とコール&レスポンスで叫んでいるのは、客観的に冷めた目で見ると「?」とならなくもないのですが、会場全体がトランス状態になっているのでしょう、そしてその会場の雰囲気が伝わってくるので、なぜか楽しそうに見えるのです。
それはそうと、ギターを弾いたり、ベースを弾いたり、ドラムを叩くのはめっちょこかっちょいいのです。音楽はライブができるからいいなぁと。文章を書くのは、ライブにしても盛り上がらないですから。舞台にiMacと机を置いて、大きなスクリーンに画面を映してライブするの。どんな感じで文章が綴られていくのか見てもらう、実に地味なライブ。ぐわぐわ団もいつかはライブをしたいものです。合掌。