図らずも製薬会社の陰謀を暴いてしまいました。
この胃腸薬、50錠入りです。そして、重要な点は一回あたりの使用量です。大人は3錠飲まなくてはいけません。勘の鋭い方はもうおわかりになられたかと思います。その通り、50は3で割り切れません。48が3の倍数ですので、2錠余る計算になります。
仕方がないので、もうひと瓶買うことになりますが、前の2錠を足して52錠は……3で割り切れませんね。各位の数の和が3の倍数であれば3で割り切れるという法則、なぜか忘れずに覚えていますが、こういう時ぐらいにしか役に立ちません。それはそうと、もうひと瓶買ったところで、1錠余るのですから手に負えません。
最低でも3瓶は買わないといけないことになります。1錠おまけして51錠入れておいてくれれば、気持ちよく飲み切る事ができるのに、なぜにこんな仕打ちをするのでしょう。味の素が販売促進のために穴を大きくしたという逸話がありますが、製薬会社も販売促進のため、わざと3の倍数ではなく50錠という切りが良さそうで実は悪どい数を使っているのかもしれません。
最後は2錠でいいやと思うことができれば、それはそれで製薬会社の陰謀に打ち勝ったことになるのでしょうが、果たしてそんな中途半端なことができますでしょうか……