ファイナルファンタジー6の世界崩壊前の最期の場面、三闘神の像をケフカが動かしてバランスを崩したことで、三闘神の力が暴走し、世界が崩壊してしまうことになったのは、みなさんよくご存知だと思います。知らない人はいないと思うのですが、どうでしょう。今のファイナルファンタジー……15でしたっけ?それはちっとも知りませんし、ファイナルファンタジーは8までしか遊んだことはないのですが、ファイナルファンタジー6は何度クリアしたかわかりません。世界崩壊後にセリスとマッシュ、セッツァーだけでケフカを倒してしまい、めっちょこ悲しいエンディングを見たこともあります。なんとかしてオーディンをゲットして、かっぱ装備をひととおり集めれば、あとは恐竜の森でひとりレベルアップに励むだけで、あっというまにすばやさMAXのレベル99キャラの完成です。すばやさMAXキャラはメーターがあっという間に貯まるので、あほみたいに強いです。あとはアルテマウェポンでも装備させて、ぐしゃ、ぐしゃっと敵をやっつけるだけ。情緒もへったくれもなんもない。ケフカなど、最終戦の「やすらぎ」でうっかり殺されないようにリレイズかけておけば万全です。3人で余裕。そして、欠席者だらけの卒業アルバムみたいなエンディングを見せられるのです。
ファイナルファンタジー6はスマホアプリにもなっているので、気軽にプレイできると思います。まだ遊んだことがないという方には、おすすめです。
しかし、これは前置きの話。本題ではありません。本題は、満員電車でみんなが降りようとするのに、ドア付近でかたくなに動かない人は何を考えているんだという話です。今日も電車が駅に着いたので、降りようと思って扉に向かって動こうとしたのですが、目の前のおっさんがガンとして動かない。その斜め前のにいちゃんも全く動こうとせず、人の流れはギシギシになってしまい、実に効率が悪いというかなんというか。もう一人、扉の前で自分の位置を死守している人がいましたが、あれは何と戦っているんだろうと思うぐらい。
絵に描いたらこんな感じです。少しはわかりやすくなりましたでしょうか。◯は人を表しています。赤でバツじるしをつけた人が動かないわけです。そこで、なぜこの人たちは動かないのかを考えたのです。行きついた結論が、この人たちは三闘神だということ。つまり、誰かが動けばバランスが崩れて力が暴走して世界が崩壊するのです。そう考えると、そりゃまあ仕方ないなと思いました。
「一旦外に出たらどうだ?」などと軽々しく言ってはいけないのです。世界が崩壊するのです。そう考えてあきらめましょう。合掌。