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『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を観てきました

なんだかんだで話題になっている『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を観てきました。マリオの世界が丁寧に描かれていてとにかく楽しかったです。ピーチ姫がやたらめったら強くて表情豊かな感じがよかったです。小学4年生の作文みたいな感想ですが、どう書いてもこんな感じになっちゃうのです。

とにかく、スーパーマリオの世界を映画にしたらこんなに楽しくなるのです。昔、ファミコンでスーパーマリオを遊びまくった世代人間としては、こんな映画を観られるというのは、孫を目にしてキャッキャしまくる祖父母のような気持ちです。

しかし、マリオの映画を観て思い出すのは『ファイナルファンタジー』なのです。私は梅田の今は無き北野劇場という、とにかく馬鹿でかい映画館で観たのです。前にも書いたかもしれませんが、開始10分ぐらいして映像がトラブルで止まってしまい、館内アナウンスで「申し訳ありませんが、もう一度最初から上映いたします」みたいになって、長く生きているものの、人生後にも先にも上映トラブルなんてのはこの『ファイナルファンタジー』だけで、そのせいでしっかりと記憶に残っているのです。ただ、記憶に残っているのは上映トラブルがあったということだけで、映画の中身はちっとも覚えていません。

映画のファイナルファンタジーは小難しい映画で、全てCGなのはいいけれど、だからなんなん?みたいな雰囲気がビンビンであったような気がします。ていうか、本当に全く映画の内容を覚えていません。さっき、Wikipediaでちらっと調べたのですが、本当にまったく思い出せません。

映画のファイナルファンタジーも映画のマリオもアメリカで先行上映されてから日本で上映されるという同じルートをたどったものの、かたやアメリカでズッコけ、かたやアメリカで大盛り上がり、まったく真逆の状況で日本で封切りされ、アメリカでズッコケた映画は日本でもズッコけ、アメリカで大盛り上がりとなった映画は日本でも大盛況という、なんだかファイナルファンタジーとマリオの戦いを見せられているような気がしてなりません。

マリオの映画がウケているのは、小難しいことを抜きにして、とにかく楽しませることに徹していたところかなと思います。ストーリーなんてあってないようなもんだし、ピーチ姫がとにかく強くてかわいいというだけで十分なのです。ファイナルファンタジーも見習ってもらいたいものです。合掌。