ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

底意地の悪さ

ぐわぐわ団は「底意地が悪い」ブログです。

今日は相方が買ってきた「ナッツ&フルーツ」をムシャコラと食べながら「ナッツリターン事件」に思いを馳せていました。

「ナッツリターン事件」とは、韓国の財閥のお嬢さんで大韓航空の副社長が起こした事件。マカダミアナッツを袋に入れたまま出してきたキャビンアテンダントに対して「機内サービスがなっていない!飛行機から降りろ!」と激怒、チーフパーサーが「マニュアルに書いてあります」と説明しようとするもタブレット端末の画面が開かず更に激怒。「代わりにお前が降りろ!」と絶叫。飛行機は搭乗口に戻り、チーフパーサーをおろし、20分遅れて飛び立った事件です。

びっくりするぐらいのわけのわからなさ、どうしようもないくだらなさ、この事件の後で韓国ではマカダミアナッツが爆売れしたというエピソードに至るまで、一から十までどうでもいい感じがたっぷりで、しかも、誰か死んでいるわけでもなく、飛行機が遅れたぐらいで済んでいるあっさりとした後味。実に愛おしい事件です。

この事件が起きてから3年以上経っているにもかかわらず、ナッツを食べるたびに思い出してニヨニヨしてブログの記事に挟んだりするのです。

殺人事件や傷害事件となるともんにょりしてしまいますし、ぶっちゃけおもしろくないのでネタにすることはないのですが、「ナッツリターン事件」のような、事件の張本人はいざ知らず、他の人はそんなにどうのこうのなっていない事件が大好きなのです。そして、事あるごとに記事にしたりするのです。こういうことが「底意地が悪い」なのです。そして、この「底意地の悪さ」を改める気はありません。

佐村河内守氏の交響曲第1番《HIROSHIMA》や、小保方さんのSTAP細胞なども、私のフェイバリットです。なぜここで英語を使うのかと思いますが、フェイバリットがしっくりくるのです。

プロレスラー・ラッシャー木村の「こんばんは事件」もステキなのですが、ラッシャー木村のエピソードで言えば「こんばんは事件」よりもむしろ、巡業のバスの中でヒマそうな仲間がいると「これ、おもしろいよ」と動物図鑑を渡していたというエピソードのほうがほのぼのしていて大好きです。

教養としてのプロレス (双葉文庫)

教養としてのプロレス (双葉文庫)

 

今、読んでいるラッシャー木村のエピソードが載っている本です。合掌。