ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

ビフォーアフター

なんということでしょう。

おばあちゃんの部屋が素敵なログハウス風に!

なんということでしょう。

中学生のモン太くんのベッドの下に本を入れる収納スペースが!

なんということでしょう。

扉の開けるとそこにはお母さんの秘密の花園が!

なんということでしょう。

……突然、相方がビフォーアフターっぽいことを口にしたので、書き留めてみました。ただし、中学生のモン太くんのベッドの下に本を入れる収納スペースが!というのは、私が勝手に思いついて書き足しました。ベッドの下に本を隠すなんてのは中学生男子にとっては常套手段中の常套手段であり、お母さんが知らないはずのない公然の秘密なのですが、最近はスマホが隠すべき本の代わりとなってしまっており、情緒がなくなってしまったと言わざるを得ません。

かといって、清く正しく美しいものだけを見せようとスマホにフィルタリングをかけるのは私は反対です。フィルタリングなんてかけたらぐわぐわ団が読めなくなります。たぶん、読めなくなると思います。フィルタリング業者にとって、目の敵みたいなもんじゃないですか、ぐわぐわ団は。子どもの成長にとって、何ひとつ良いことはないのです。ただ、良くないものほど、ついつい読んでしまいたくなるというのも事実です。ぐわぐわ団が清く正しく美しかったら、これほどまでにみなさんの支持を得られていたのかどうか疑問です。

決して見てはいけませんよと言われて、「じゃあ見ません!」と言ってのけて、実際に見ない人はどれほどいるでしょうか。ほとんどの人が「じゃあ見ません!」と言ったそばから見たくて見たくて仕方がないのです。それほど、否定というものは人を惹きつける力を持っているのです。

ですから、エロ本は隠さねばなりませんし、お母さんはエロ本を見つけたら机の上にそっと置いておかねばなりませんし、お父さんは「ちょっと借ります」と置き手紙を残して、ひとり書斎に行かねばならぬのです。中学生のモン太くんの趣味が熟女ものであったなら、両親のダメージもひとしおでしょう。素晴らしい世界。合掌。