久しぶりに本を読みましたの記事〜、ぱちぱち。最近はヒマさえあればYouTubeばっかり見てるし、スマホの待ち受けが『スマサポ』のはるかさんだし、お気づきの人はほぼいないと思うのですが、Twitterの名前の横に「🌐(はるかさんの推しマーク)」を付けてしまうほどです。まぁ、通信業界に関して詳しくなれるのでヨシとしましょう。
というわけで、ぐわぐわ団では事あるごとに「みんなちがって、みんなかわいい」と言い続けているのですが、そんなぐわぐわ団に挑戦状を叩きつける本が現れました。
だがしかし、よくよく見るとこの本は『「みんな違ってみんないい」のか?』なのです。ぐわぐわ団の推し進める「みんなちがって、みんなかわいい」とは全く違います。
この本をめちょんこ平くいうと、「みんな違ってみんないい」と言ってしまうと人それぞれ「正しさ」にズレが出てくるからよくないよってコトが書かれています。人それぞれ価値観は違うけど、何が正しいことかしっかりと話し合いをしていかないと、突然人混みの中ででおっさんが「おむつおむつおむつー!」と叫んだとしても、おっさんが「おむつおむつおむつと叫びたかったから叫んだのだ!」と言ってしまえば「みんな違ってみんないい」だから「おむつおむつおむつ」と叫んではいけないと言えなくなるじゃないかという話です。
しかし、ぐわぐわ団は「みんなちがって、みんなかわいい」です。かわいいは個人の感じ方であって、そもそも相対的な概念です。みんなでガチガチに議論討論して「コレはかわいい」「コレはかわいくない」と決めるようなことではありません。「あ、かわいい!」と思えばそれがその人にとって「かわいい」なのです。「みんなちがって、みんなかわいい」は「かわいい」と思うことで優しい気持ちになりましょうという話です。普遍主義とかそういう難しい話ではありません。
というわけですので、こちらの本とぐわぐわ団は相容れないというわけでもなく、読み物としてはとても面白かったです。こちらの本によると「みんなちがってみんないい」は気をつけたほうが良いっぽいです。合掌。