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伊丹十三監督を悼む

『マルサの女』『お葬式』などで有名な映画監督、伊丹十三監督についてお話をします。ご静聴よろしくお願い申し上げます。

伊丹十三は本名ではありません。本名は池内義弘なのですが、家庭では岳彦と呼ばれて育ったため、本名・池内岳彦とされる場合もあります。何がなんだかこのへんの話はさっぱりわかりません。

では、伊丹十三とは何なのかというと、いわゆる芸名というか、ペンネームというか、そういう類のものです。ちなみに、私の本名はドナルド・トランプですが、本名を出すとややこしいため、まけもけという、芸名というか、ペンネームというか、ハンドルネームを使っています。米国の大統領がこっそりこんなブログを書いているのは最重要国家秘密であることをご理解ください。

それはそうと、伊丹十三という名前ですが、もともと兵庫県伊丹市出身で、大学を卒業後に大阪市内の会社に就職、勤めていた会社の最寄駅が阪急の十三であったことから、伊丹駅と十三駅を毎日往復し、会社に行っては自宅に帰ることを繰り返している我が身を茶化して伊丹十三と名乗ったのが始まりとされています。

もちろん、本当のようなウソ話で、兵庫県伊丹市出身でもなければ、大学も卒業していませんし、就職したのは東京の新東宝です。そして、26歳の時に大映に入社、父・伊丹万作と阪急の創業者・小林一三の名に因み「伊丹一三」という芸名を永田雅一にもらい俳優となり、その後、マイナスをプラスに変えるという意味で「伊丹十三」を名乗りだしたのが本当の話です。

このように、本当のようなウソ話というのはいくらでもあるので、きちんと「ねっとりテラシー」を持っておくこと必要となります。「ねっとりテラシー」がないと、フェイクニュースを真に受けてしまって、エラいことに巻き込まれたりすることもあるので十分お気をつけください。

大相撲が始まる頃になると朝のNHKニュースにデーモン閣下が相撲を語り出すようになってしまいましたが、もともとはデーモン閣下は「聖飢魔II」というバンドのボーカルで、ものすごく歌が上手です。この「聖飢魔II」というバンドですが、当初のバンド名は「は、は、は、は、浜田さん バンド」だったのですが、これはウソのような本当の話です。合掌。