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リーマンショック級の出来事とは何か?

今年の秋の消費税増税に関しては「リーマンショック級の出来事が起こらない限り引き上げる方針に変わりはない」なんだとか。

なんだかんだでやたらと目にする「リーマンショック級の出来事」という言葉。私はまだ赤ちゃんなので、「リーマンショック級の出来事」って一体何?という疑問がうまれました。おぎゃー。

まず、リーマン・ブラザーズとは何か。アメリカに以前あった会社です。日本で言うところの近江兄弟社のようなものです。メンタームで有名ですね。

そのリーマン・ブラザーズが資金繰りに行き詰まって倒産、負債総額は約64兆円。この倒産をきっかけに、そこらじゅうの金融機関が「今度はお前も倒産するんちゃうん?」と言い出したもんだからさあ大変。

1995年に新日本プロレスの長州力とUインターの高田延彦が山崎一夫のことで電話会談をするも決裂、長州力が東京ドームを押さえて全面対抗戦になだれ込み10月9日「激突!!新日本プロレス対UWFインターナショナル全面戦争」として興行が行われたのは記憶に新しいと思いますが、当時のプロレスファンは新日本とUインターがガチでやるんか!と大興奮、IWGPヘビー級選手権として組まれた武藤敬司と高田延彦の試合が足4の字固めで決まるという展開はあまりにもプロレス的で、会場のどよめきたるや、そりゃあもうとんでもないものでした。

このように、リーマン・ブラザーズが倒産したことでてんやわんやとなり、世界が「激突!!新日本プロレス対UWFインターナショナル全面戦争」みたいな騒ぎになりました。

この時点でみなさん理解されていらっしゃらないと思いますが、「リーマンショック級の出来事」というのは、このようなものなのです。

今日、鶴竜と栃ノ心との対戦で栃ノ心が勝ち、豪栄道と朝乃山の対戦で朝乃山が勝てば、朝乃山が優勝となります。これは「リーマンショック級の出来事」と言えなくもないので、消費税引き上げは延期となります。さあ、どうなったでしょうか……。合掌。