ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

見たいものだけを見る

自分にとって不都合なものに目を背けることはよいことなのか。

何だか文字にするとものすごくものすごいことのように見えますが、エドワード(右側の人物)のせいでどっちらけです。そして、私自身もどうでもよくなっています。

結論としては「見たいものだけを見る」でよいのではないかと考えます。

人生は無限ではなく有限です。今は有限会社を作ることができなくなってしまいましたが、そういう話ではなく、人生にはいつかは終わりがくるのです。それは、1年後なのか、10年後なのか、はたまた100年後なのか、誰もわかりません。わかっているのは、いつかは終わりがくるのだということだけです。

学研の学習まんが『宇宙のひみつ』だったと思うのですが、太陽にも寿命があるのだということを幼き日に学びました。おおよそ50億年後のことです。太陽がだんだん大きくなり、地球を飲み込み、そして消滅する。その事実を知ったとき、ひどく絶望したことを覚えています。50億年後に太陽、そして地球が消滅してしまう。どうしたらいいんだと真剣に考えました。太陽の寿命を延ばすことはできないのか、太陽系から脱出する方法はないのか、新しく住むことができる星を探さなくてはならないのではないか、それはもういろいろと。

自分の寿命などそっちのけで、太陽の寿命の心配をしていたのです。我がことながら、すごい子どもがいたものです。おそらく、その時の気持ちを持ち続けていたら、こんなところで与太話を書きなぐってはいなかったでしょう。NASAかJAXAで宇宙研究に没頭していた可能性が高いです。NISAを使って非課税で株や投資信託を買っていたかもしれません。車が故障したときにJAFをよんでいたかもしれません。お世話になったバイト先の社長はJAFのことを「ジェフ!」と言っていました。沖縄のファーストフード店に車を修理させるつもりだったのでしょうか。

結局、50億年後の心配をしたところで、自分の寿命が先に尽きてしまうことに気がついたので、太陽の寿命などどうでもよくなったというのが本音です。人間とはこのようにものすごく自分勝手なのです。だから「見たいものだけを見る」のは仕方がないことなのです。ご理解頂ければ幸いです。合掌。