なんとなくおシャンティな映画なタイトルっぽくないですか、『ソラウミ』。漢字で書くと『空海』です。空海先に立たずの空海です。そして、お腹が空いた時に「何かくうかい?」と言ってくることでも有名な空海です。英語圏では"Sky Sea"として有名です。
みなさんはご存知ないと思いますが、空海という人は実在していまして、生誕1250年記念ということでいろいろな行事が行われています。生きていたらものすごいお爺さんだということは想像に難くないのですが、今ご存命なのかどうかはわかりません。とはいえ、いろいろとすごい伝説のある人なので、もしかしたらどこかで生きている可能性もなくはないと思います。
杖で地面を突いたら水が出てきたとか、めちょんこ字が美味かったとか、お腹が空いたときに「何かくうかい?」と言ってくるとか、とにかくすごい人であったという話には枚挙にいとまがありません。そんな空海もことわざで「空海も木から落ちる」とか、「空海に念仏」とか、結構好き勝手ぼろくそに言われていているのも人柄を表していると言えます。
そんな空海ですが、別名を弘法大師と言いまして「弘法も筆の誤り」ということわざの弘法というのは弘法大師、すなわち空海のことを指しているのです。決して「工房も筆の誤り(筆を作るところでも間違って筆を作ることがある。決して筆作りをおろそかにしてはいけないという例え)」ではありませんし、「公房も筆の誤り(安部公房も間違ったという例え)」でもありませんし、ましてや「攻防も府での誤り(維新の会が大阪府でバチバチに自民党なんかとやりあっているけど、住民投票したら都構想には反対されてしまいどうにもこうにもうまくいかないの例え)」でもありません。
途中から何を書いているのかさっぱりわからなくなりましたが、みなさんも空海に「何かくうかい?」と聞かれても「いや、おなかいっぱいですので……」と謙遜するようにしましょう。本当に「いいんですか!いただきます!」と言っても「じゃあ、マクドにでも行こうか!」と言われるかと思いきや、高野豆腐を出されてしまうに違いないからです。合掌。