ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

一年生になったら

そろそろ新一年生も学校に慣れてきた頃ではないでしょうか。毎日楽しく学校に通っていますでしょうか。ノルマが達成できずに上司に鬼詰めされて病んでいませんでしょうか。ぐわぐわ団は新一年生の新生活を草葉の陰から応援したいと心から思います。

♪一年生になったら 一年生になったら

♪ともだち100人できるかな

このような歌もありますように、友だちもたくさんできたらいいですね。

でも、ぶっちゃけ100人も顔と名前を覚える自信がありません。そりゃあそうです。よくテレビで見る有名人でも「あ、この人誰だっけ?」となって固まってしまい、ポクポクポクチーンで出てきたらアハ体験ですが、ほとんどの場合は出てこないのです。先日のうたコンで出てきた松崎しげるはすぐにわかりましたが、横に出ていた女性が天童よしみではないし誰かわからんとこっそり思っていたのは内緒です。ものすごい声量で「愛のメモリー」を歌っていたのですが、デュエットで綺麗なハーモニーなどというものではなく、ガチンコのプロレスでした。ものすごいものをNHKは見せてくれます。ありがたいことです。

このように、加齢による記憶力の減衰は如何ともしがたく、職場の半分以上の人が誰だこいつは?と内心思っていたりするし、名前が思い出せずに「あのー……」と名前をよばずに声をかけにいくということもしばしばで、本当に失礼ながら「あなたはどちら様ですか?」と聞いても失礼でないなら、なんぼでも「あなたはどちら様ですか?」と聞きたいぐらいです。人の話を横から聞いたり、座席表を確認したり、経験でどうにかこうにか対処は可能ですが、新一年生にそのような芸当は難しいでしょう。しからずんばすなわち、本気で顔と名前を覚えねばならないのですが、めちょんこ大変やんと思いますし、草葉の陰から応援するしかできません。担任の先生の苗字は覚えているものの、名前は覚えていないなんてことも多々ありますし、記憶力というのは大切にしたいものです。できることなら脳にフロッピーディスクを埋め込みたいものです。合掌。

やっててよかった正岡式

計算を覚えるには公文式と言われています。では、俳句を覚えるには何がよいのでしょうか。それはズバリ「正岡式」です。

正岡子規の俳句をベースに小学生でも簡単に俳句が覚えられるようにわかりやすくまとめた正岡式学習法はぐわぐわ団からだけではなく、様々な方面から熱い注目を浴びています。今回はその正岡式のノウハウの一部をご紹介させて頂きたいと思います。

まず、俳句を書くためには季語が必要ですが、これは季語なのか、季語ではないのかを選別するのが大変です。そこで正岡式では季語かどうかを考えるのではなく、季語を作るというコペンハーゲン……ではなく、コペルニクス的転回でもって俳句初心者に学びやすい環境を作りました。

正岡子規の俳句の中でも最も有名なのは「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」ですが、つまりフルーツであれば季語としてしまおうということです。そこでひとつ例を出します。

ドリアンを喰えば臭いぞバンバンジー

この場合、ドリアンが季語になります。ドリアンの収穫量が多く、かつ安く出回るのは4月〜8月ですので、夏の季語となるのです。このように、フルーツを季語に、法隆寺をバンバンジーやら、ファンタジーやら、切れ痔、イボ痔、だいたい何とかジーとなるような言葉を最後にどんと据えることで、立派な俳句となるのです。これが正岡式の俳句の作り方です。

別に気をてらったフルーツを用意しなくても大丈夫ですし、気の狂ったフルーツを買ってこなくても大丈夫です。みかんでもよいですし、ドラゴンフルーツでもよいのです。世界一大きいパラミツ、別名ジャックフルーツなんて無理に用意しなくても結構です。ちなみに、パラミツは表面がぶつぶつしていて、ハスコラが苦手な人は検索したりして見ないほうが賢明です。

パラミツはぶつぶつしてるぞブルジョアジー

という感じで、すぐに俳句ができてしまいます。有象無象と言えなくもないですが、象が活躍してくれるということは、戦時中に上野動物園でエサをもらえずに餓死してしまった、ジョン、レノン、ヨーコも喜んでいることでしょう。合掌。

洗いたての鯉のニオイとマクドナルドのチキンタツタ

「月とスッポン」というのは日常茶飯事的によく使う言葉ですが、月が良くてスッポンが悪いみたいな意味でとらえている人が多くて辟易しているのでござる。

注:今回のイラストは使い回しであり本文とは何ら関係がございません。

私は月の土地を1エーカーほど所有しているのですが、権利書がどっかにいってしまって、かといって探すのも面倒なので「まぁいっか!」と明るく過ごしているのですが、月の土地ってぶっちゃけ全然価値がありません。サッカーグラウンド1つ分の広さなので結構な価値がありそうな気がするのですが、別に私の月の土地を売って欲しいと土地転がしのヤクザが言い寄ってくることもなければ、怪しげな都市開発業者が擦り寄ってくることもありません。ぶっちゃけ、持っていても何の価値もないと言っても過言ではないといっても過言ではありません。

一方のスッポンはYouTubeでちょいちょい捌く様子がアップされていますが、首根っこをギュッと握って包丁でスパッと首を切って、生き血をお酒と混ぜたりしています。魚を捌く動画に比べるとスッポンの捌く動画はどうにもこうにもグロさが2割増しでついつい見てしまうのですが、こういう動画が好きな人は鯉の洗いを作る動画もおすすめです。まだまだピチピチ動いている鯉を棍棒みたいなのでぶん殴ってそこからザクザクあっという間に捌いて洗いにします。川魚って独特のニオイがあるのでぶっちゃけ私は苦手なのですが、裁きたての鯉の洗いを食べている人は決まって「臭みが全然ない!」と驚いています。本当でしょうか。めちょんこ気になりますが、かといって別に鯉の洗いをすすんで食べたいわけでもなく、もっと言うと、スッポンも別にすすんで食べたいわけではありません。

食べるのであれば近々販売されるマクドナルドのチキンタツタが食べたいなと思う今日この頃です。月もスッポンも私にとっては似たり寄ったりで、汚い表現をするなら目くそ鼻くそを笑うということになります。だから何と言われても困ります。合掌。