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哭きの竜2翔竜編でどうして海東武が激怒したのかを徹底解説

とりあえずこちらをご覧ください。

2 翔竜編

2 翔竜編

 

 この前も紹介しましたが、OVA『哭きの竜』の2本目です。こってりしたおっさんしか出てきません。陰影のつけ方がおかしいので、甲斐組2代目組長・石川喬がすごいことになっています。しかも、正面から見ると髪型がどう見てもサリーちゃんのパパです。やくざなんだからもうちょっと髪型かっちょよくしようよとアドバイスをしたくなります。

関西の極道トップ・海東武も、これまた陰影の付け方がおかしいので、やたらとこってりしています。中途半端に大阪弁と京都弁がこじゃれたようなしゃべりかたをするので、ほんまにこいつ関西出身か?とツッコミを入れたくなる気持ちもよくわかりますが、そこはぐっとこらえてください。

このアニメですが、麻雀なんてわからなくても、原作を知らなくても、知り合いがやくざでなくても、とにかくめっちょこ楽しめる作品となっております。何度見たかわかりません。

『HUGっと!プリキュア』第15話で愛崎えみるのセリフ「ギューンとソウルがシャウトするのです」に合わせて文字が画面にどーんと現れましたが、あれの元ネタはこの『哭きの竜2翔竜編』の本宮春樹が海東武に一人立ち向かう前に大見得を切るシーンです。

さて、哭きの竜と海東武が麻雀で対決している最中に本宮春樹が突っ込んできて、返り討ちにあうわけですが、その麻雀で海東武が大激怒するのです。なぜそんなに怒るのか、わからなくても大勢に影響はないのですが、きっちり解説しておきます。ぶっちゃけほとんどの読者の方を置いてけぼりにしているのは十分承知しております。

海東武はポン3回して、一萬、九ピン待ちです。どちらかがくれば清老頭(チンロートー)という役満です。役満とはものすごくものすごいことで、なかなか役満なんてできるこっちゃありません。内心「よっしゃ、役満や!」とわくわくしていたことでしょう。それなのに、竜がカンを2回して、カンドラをめくったら一萬がぽんぽんと出てきたわけです。もちろん、カンドラではあがることはできませんし、一萬は4枚しかありませんから、この時点で海東武の一萬でのあがりはなくなったわけです。

麻雀のルールを全く知らない人にはちんぷんかんぷんかもしれませんし、間違いなくちんぷんかんぷんだと思いますが、推理小説を八割方読んだところで「犯人はこいつとこいつでした!」みたいなネタバレをされたらいくらなんでも怒りますよね。それと同じことです。

個数限定のお菓子を買うのに何時間も並んでいたのに、前の人がごっそり買い占めてしまって、自分の目の前で売り切れになった時のやるせなさにも似ていないことはありません。無情にも「すいません、今ので売り切れです。」って言われた時の気持ち。

海東武が激怒した理由はだいたいこういう理由です。知らなくてもよいと思います。合掌。

とんかつ定食

とんかつ定食です。

上の写真は正確には「ダブルロースかつ定食」なのですが、今回は「とんかつ定食」というくくりで結構です。難しく考える必要はありません。

いや、難しく考えても一緒だと思います。上の写真は誰がどう見ても「とんかつ定食」なのですが、唯一疑問符が付くとすれば、右下にあるおわんです。味噌汁が入っているのであれば、十中八九「とんかつ定食」ですが、果たして右下のおわんには本当に味噌汁が入っているのでしょうか。

仮にの話で恐縮ですが、おわんの中にカツ丼が入っていたとしたらどうでしょう。「とんかつ定食」と言えるでしょうか。かなり厳しいと思います。ふたをパカっと開けたらカツ丼ですよ、カツ丼。嬉しいかもしれませんが、定食かと言われると「ちょっと違う」と思わざるを得ません。

さらに仮にの話で恐縮ですが、おわんの中にカツ丼が入っていて、カツ丼を食べ進めていくとさらにごはんとごはんの間にとんかつが入っていたとしたらどうでしょう。ひつまぶしのようなカツ丼だと考えてください。カツ丼の中にとんかつが入っているというアバンギャルドな体験をすることになり、人生いついかなる時よりも幸せを感じることになるのではないかと思うと、いてもたってもいられません。

人生の晴れ舞台というのは、人それぞれです。結婚披露宴が人生の晴れ舞台だと言う人もいれば、受勲を受けて秋の園遊会におよばれした時が人生の晴れ舞台だと思う人がいるのも事実です。

とはいうものの、カツ丼の中にとんかつが入っていたとしたら、しかもそれが全くの想定外で驚きのサプライズだったとしたら、恋人から突然指輪を出されて「結婚してください!」と言われるよりもびっくりすることだと思うのです。

『モンテ・クリスト伯』で、みんながみんなディーン・フジオカだとわかっていないオッペケペーなのはどうしようもないことですが、「とんかつ定食」の右下のおわんの中身がカツ丼だった時には、どうか、涙を流さないでください。合掌。