ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

権威主義について

BEのぶさんが「権威主義」に関して、ご自身の中国留学の経験をもとに骨のある記事を書いておられました。

parupuntenobu.hatenablog.jp

さて、中国留学はおろか、海外に行ったこともない、ただし、中学には1日たりとも休むことなく通学した私が「権威主義」を薄っぺらく語ろうと思います。ちなみに、権威主義をわかりやすく言うと、こういうことだそうです。

「何を言っているか」ではなく、「誰が言っているか」の方が大事と考える事

では、このような文を読んで、どう思うでしょうか。

 「御子柴裕之氏がぐわぐわ団を絶賛した。」

……誰?と思いますよね。でも、こうすればどうでしょうか。

「合同会社西友の商品本部MDオペレーション部サプライヤーマネジメント&アナリティクスシニア・ダイレクターである御子柴裕之氏がぐわぐわ団を絶賛した。」

御子柴裕之氏に関して気になる方は「人事欄を楽しむ」をご覧ください。なんとなくすごくなりませんか。これこそが権威にひれ伏すということです。たぶん、違います。

「小保方晴子氏がぐわぐわ団を絶賛した。」

これは私の願望というか、絶賛してもらえるなら是非絶賛してもらいたいですし、何かの縁でお会いできるのであれば、万障繰り合わせてお会いしたうえで色紙にサインをしてもらいたいと思っています。それはそうと、ちょっと権威を追加してみましょう。

「元・理研の小保方晴子氏がぐわぐわ団を絶賛した。」

『ふえるわかめちゃん』じゃないですよ。あれはリケンはリケンでも理研ビタミン株式会社のリケンで、株式会社リケンというピストンリング等の高機能部品・ 部材メーカーの会社も別に存在しますし、今回の理研は国立研究開発法人理化学研究所です。それはそうと、正式名称を使ったほうが権威が増します。試してみましょう。

「元・国立研究開発法人理化学研究所の小保方晴子氏がぐわぐわ団を絶賛した。」

もはや、ぐわぐわ団はすごすぎて権威にあふれたブログに思えるのではないでしょうか。すごいのは御子柴裕之氏であり、小保方晴子氏であるのに、ぐわぐわ団が立派に見えるのです。これが権威主義です。気をつけないといけません。

名前の字面だけでもはや権威みたいな名前もあります。「武者小路実篤」など、立派な人なのですが、それより名前の字面がすごすぎて、著書は読んだことないのですが、すごい人っぽいのです。同じような名前に「佐村河内守」「勅使河原秀行」があります。単に苗字が4文字の人に憧れがあるだけかもしれません。

「まけもけ」という、全部ひらがなで苗字か名前かわからないし、権威を微塵も感じさせない名前を使っていると、すごい名前に改名してしまおうかと思ったりするのですが、思いつく名前が「佐村河内守らない」だったりするので、とりあえず「まけもけ」のままでいることにします。合掌。

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大阪の東京インテリアに行ってきました

タイトルわけわからん。

大阪市の端っこのほうにある、めちょっこ不便な鶴浜にあるIKEAの前に喧嘩を売るかのようにできたのが東京インテリア。大型家具店の前に大型家具店を作るってむちゃくちゃなことをする。天王寺駅南側のあべの筋には、松屋の横にすき家があるんですが、それぐらいヤバい状況なのです。

地図を見れば一目瞭然。むちゃくちゃしてます。

IKEA行きのバスは今年の4月から大阪シティバス、つまり民営化した大阪市営バスに運営をぶん投げてさっさと有料化しちゃっているのですが、東京インテリアは難波から無料送迎バスを走らせてくれています。バスに乗ると「このバスは東京インテリア行きです。IKEA行きではありません。IKEAに行かれる方のご乗車はご遠慮ください。」と運転手さんがぼそぼそと車内放送をされます。車内にはIKEAのバッグを持ったツワモノもいらっしゃいましたが、それはそれとして。

ちなみに、東京インテリアに行ったのには理由がありまして、最近の私は椅子難民なのです。某大手家具店オリジナルのちょっとよさげな椅子を座りもせずに勢いでカタログ買いしたところ、なんだかんだいろいろと不満が出てきて、安いけれどもそこそこ評価の高い椅子をネット通販で買ったところ、やはりいろいろと不満が出てきて、特に安い椅子がギッシギシ音がするようになったので、これはもう、ちゃんと座って試してからでないとダメだ!と学習したので、今回は満を辞して東京インテリアに行ってみることにしたのです。満を辞したらダメですね、満を持してです。とにかく実用性を重視したいので、今回はIKEAはパスしました。

IKEAの家具って「モンガー」とか、わけのわからん名前がついてて、全部オリジナルなので、なんとなく不安があったのです。なんせ2回も失敗していて、もはやこれ以上椅子選びを失敗できないのです。

というわけで、初の東京インテリアへ。

IKEAと違って、とにかく行きたいところに好き勝手に行けるので「おお、これはすごい!」と思ったのですが、よく考えたら一方通行でルートが決まっているIKEAが変なだけかもしれません。今回はやたらとIKEAをディスっているように思えるかもしれませんが、ソフトクリームやホットドックが安いのと、レストランが楽しいのでIKEAは好きなんですよ、家具を買わないだけで。

そして、オカムラやらイトーキといったメーカーの椅子をそれこそじゃんじゃか試座しまくって、「これは素晴らしい!」と思った椅子が展示品限りの投げ売り品だったので、「これでええやん。」という結論に至り、購入して参りました。良ければ、またレビューするかもしれませんし、しないかもしれません。

IKEAの「モンガー」をレビューするかもしれませんが、買ってもいないものをレビューするわけにもいきませんし、そもそも「モンガー」なんて商品はありません。ないはずです。もしかしたらあるかもしれませんが、そこまで調べたくありません。思いもよらず1,000文字を超えたので唐突に合掌。

お葬式にお経をあげる理由を教えて頂きました

先日、「お葬式にお経をあげる理由」という記事で、ももはなさんにお葬式にお経をあげる理由を教えてくださいと書かせてもらったところ、さっそく記事にして頂きました。お答え頂いてめっちょこ嬉しいです。ありがとうございます。

however-down.hatenablog.com

こちらの記事で『折(おり)』というキーワードを使って、とてもわかりやすく書いて頂きました。私の祖父は二人ともべらぼうに長寿であったので、その血を受け継いでいる私自身のお葬式なんてのはおそらく数千年後の話なのですが、前もっていろいろと考えておくことは悪いことではありません。

お葬式にお経をあげることにどういった意味があるのかだけを考えるのではなく、もっと広い視野で考えるべきでした。お葬式とは、亡くなったという悲しい事実をみなさんに受け止めてもらって、これから先、残された人たちがどう進めばよいのかを知るための儀式と考えればよいのかなと理解しました。

残酷でも…美しい答え - 死体を愛する小娘社長の日記」こちらの記事で、ももはなさんが故人の子どもたちに、いかに事実を伝えるかに苦心されている様子が書かれていますが、これこそがお葬式なのだと思います。

坊さんが「なんまいだー」と唸っている姿を見ても、子どもは退屈で仕方がないでしょう。お葬式で「騒がないの!」と子どもを叱っている親をちょいちょい見かけますが、意味もわからずに、ただじっとしていなさいと言われることは子どもには苦痛です。そして、私は大人ですが、意味もわからずにじっとしているのは苦痛です。

子どもや私にもわかるように、人が亡くなるのはどういうことかを伝えてもらえれば、私は自信がありませんが、子どもはじっと前を向いて座っていることができるでしょう。そして、お葬式を『折』として、前に進んでいくことができます。その伝える手段が「法話」と考えるといいのかなと思いました。

さて、これらの話を踏まえたうえで、私は前の記事で、

広末涼子に来てもらって、「大スキ!」と「MajiでKoiする5秒前」を歌って頂ければ、それでもう十分です。

と書きましたが、広末涼子の「大スキ!」と「MajiでKoiする5秒前」で、本当に『折』となるのかどうか、残された人がどう進めばよいのかを知ることができるのかどうかを 考えましたが、大丈夫です。改めて書きますが、広末涼子に来てもらって、「大スキ!」と「MajiでKoiする5秒前」を歌って頂ければ、それでもう十分です。合掌。

▼今回、いろいろと教えていただいたももはなさんのブログはこちら▼

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人事欄を楽しむ

新聞の人事欄はご存知でしょうか。

日経新聞には「会社人事」欄があるのですが、例えば7月4日の19面には、ビジョナリーホールディングスや、セブン&アイ・フードシステムズ、西友などの人事異動の情報が載っているのです。

西友の人事欄を見ると、なかなかすごいことになっています。御子柴裕之氏がコストアナリティクスシニア・ダイレクターから商品本部MDオペレーション部サプライヤーマネジメント&アナリティクスシニア・ダイレクターになっています。伊藤浩丈氏に至っては、二俣川店の店長から店舗運営本部アセットプロテクションフィールドサポートシニア・ダイレクターになっているのです。役職を言うだけで舌を噛んで死にそうです。

この人事欄の楽しみ方なのですが、ここはひとつ、ワイングラスを片手にめっちょこ偉くなった気持ちになって楽しむのがよいのです。ふとんの上で上から目線で楽しむのもよいでしょう。

「ほほう、御子柴くんもようやく商品本部MDオペレーション部サプライヤーマネジメント&アナリティクスシニア・ダイレクターになったのか。よかったのぅ。」

「伊藤くんも若い時は大丈夫かと心配したが、店舗運営本部アセットプロテクションフィールドサポートシニア・ダイレクターになったんだな。よかった、よかった。」

できれば、実際に口に出してください。ワイングラスの中は別にワインでなくても、ファンタでも結構ですが、できればドンペリぐらいを用意してもらえたら結構かと思います。大きな気持ちで、ちょっと低めの声で、

「ほほう、御子柴くんもようやく商品本部MDオペレーション部サプライヤーマネジメント&アナリティクスシニア・ダイレクターになったのか。よかったのぅ。」

 と呟くように、でも周りの人には聞こえるように言うのです。実に偉そうに見えますが、実際は御子柴くんは知り合いでもなければ、一度もお会いしたこともなく、Twitterでリプを飛ばしたこともなければ、フォロワーでもなく、Facebookでのつながりもなければ、mixiで絡んだこともない方です。いわば赤の他人という関係です。

まさか、御子柴さんもぐわぐわ団にここまで書かれるとは思ってもいないでしょうが、もし御子柴さんがぐわぐわ団をお読みになられたのであれば、ぜひそっとしておいてもらえれば幸甚です。合掌。