ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

ぱっくんと食べるな

先日から「一年生になったら」という歌に対して人生幸朗・生恵幸子師匠の漫才のようなぼやきブログを書いていますが、今日も引き続きぼやきを書いていきたいと思います。もうぼやくようなことはないじゃんと思う東京人の方もいらっしゃるかもしれませんが、この歳になるとぼやきたくてぼやきたくて仕方がないのです。ちなみに、私は草むしりのお仕事中に電話がかかってくるのがめちょんこイヤのイヤイヤ期で、電話を切ると必ずぼやきます。「こんな事で電話かけてくんなやボケが!」と独り言を言ってしまいます。何か相手が質問してきた時には「どっかに載ってると思うんですけど……調べられました?」とか思いっきり嫌味をぶちかましてしまうのも悪い癖です。

というわけで前振りが長くなりましたが、今日の「一年生になったら」ですが、こちらの歌詞に対してぼやいていきたいと思います。

♪おにぎりを ぱっくん ぱっくん ぱっくんと

「やめい!喉に詰まる!死にたいのか、貴様!」と北斗の拳の登場人物にでもなったかのように大仰に言いたくなります。ぱっくんって丸呑みじゃないかと。富士山の頂上という気圧の低いところでそんなことをするのは自殺行為です、知らんけど。ていうか、医者もいないのに無理した食べ方をして窒息して死ぬ可能性も十分あるのです。そのために電通や博報堂をかまして何かあった時の体制を万全にしておくべきなのですが、実際に富士山の頂上でおにぎりを喉に詰まらせて窒息したら、助かる見込みはありません。そもそも酸素が少ないというのにおにぎりを喉に詰まらせて酸欠になったらどうなるでしょう。チアノーゼになって全身紫色になっていく小学一年生を見守りながら、ドクターヘリが到着するのを待たなくてはいけないのです。ていうか、富士山の上にヘリコプターなんか着陸できるかどうかも知りません。

というわけですので、ぱっくんと食べずに、もそもそと食べましょう。みんな、約束してね。合唱。

富士山の上で伊藤忠商事を敵に回す

昨日は「一年生になったら」という歌について苦言を呈してしまいましたが、本日も同じく「一年生になったら」に苦言を呈していきたいと思います。

♪ひゃくにんでたべたいな ふじさんのうえでおにぎりを

まず、小学一年生100人を同時に富士山の頂上まで連れて行くというイベントを行うとなったら、相応の経験や知見、そして何よりもお金ががっちょり必要になります。安全を確保したうえでイベントとしてきちんと成立させるのは並大抵のイベント会社では不可能です。ここは日本を代表する広告代理店である電通か博報堂にお任せするしかありません。

電通か博報堂に頼んで小学一年生100人を同時に富士山の山頂に連れて行くだけでおそらく年単位の準備期間と億単位のお金が必要になります。そんなことをしていたら小学一年生が二年生になってしまうではないかと思いますが、今日明日で小学一年生100人同時に富士山の山頂に連れて行くなんて不可能です。大きなイベントを行うにはしっかりとした準備期間が必要なのです。大阪・関西万博も開催が決まったのは2018年11月ですが、すでに5年以上経過しているにも関わらず、いまだに会場は荒地のような様子で準備は遅々として進んでいません。「ほんまにだいじょうぶなんか?」と思っている人が大半でしょう。口に出さないだけです。

もうひとつ、問題があります。「おにぎり」はセブンイレブンとローソンで売られていますが、ファミリーマートでは売られていません。ファミマは「おむすび」なのです。この違いは知っている人は知っていると思うのですが、一年生になったらでは「ふじさんのうえでおにぎりを」と歌っている以上、ファミリーマートはイベントに参加できません。これはファミリーマートの親会社である伊藤忠商事を敵に回すということにもなります。日本三大商社の一角である伊藤忠商事を敵に回し、ローソンの親会社である三菱商事と手を組むイベントとなるため、自動的に富士山の上で飲むビールがキリンビールになることは言うまでもありません。合掌。

一年生になったら

そろそろ新一年生も学校に慣れてきた頃ではないでしょうか。毎日楽しく学校に通っていますでしょうか。ノルマが達成できずに上司に鬼詰めされて病んでいませんでしょうか。ぐわぐわ団は新一年生の新生活を草葉の陰から応援したいと心から思います。

♪一年生になったら 一年生になったら

♪ともだち100人できるかな

このような歌もありますように、友だちもたくさんできたらいいですね。

でも、ぶっちゃけ100人も顔と名前を覚える自信がありません。そりゃあそうです。よくテレビで見る有名人でも「あ、この人誰だっけ?」となって固まってしまい、ポクポクポクチーンで出てきたらアハ体験ですが、ほとんどの場合は出てこないのです。先日のうたコンで出てきた松崎しげるはすぐにわかりましたが、横に出ていた女性が天童よしみではないし誰かわからんとこっそり思っていたのは内緒です。ものすごい声量で「愛のメモリー」を歌っていたのですが、デュエットで綺麗なハーモニーなどというものではなく、ガチンコのプロレスでした。ものすごいものをNHKは見せてくれます。ありがたいことです。

このように、加齢による記憶力の減衰は如何ともしがたく、職場の半分以上の人が誰だこいつは?と内心思っていたりするし、名前が思い出せずに「あのー……」と名前をよばずに声をかけにいくということもしばしばで、本当に失礼ながら「あなたはどちら様ですか?」と聞いても失礼でないなら、なんぼでも「あなたはどちら様ですか?」と聞きたいぐらいです。人の話を横から聞いたり、座席表を確認したり、経験でどうにかこうにか対処は可能ですが、新一年生にそのような芸当は難しいでしょう。しからずんばすなわち、本気で顔と名前を覚えねばならないのですが、めちょんこ大変やんと思いますし、草葉の陰から応援するしかできません。担任の先生の苗字は覚えているものの、名前は覚えていないなんてことも多々ありますし、記憶力というのは大切にしたいものです。できることなら脳にフロッピーディスクを埋め込みたいものです。合掌。