ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

銀毫10%入りに価値があるなら入れたらいいじゃない

昨日、「銀毫10%入り」のジャスミンティーについて書かせて頂きましたが、結論としては「銀毫」は「ぎんごう」とよみ、決して「ぎんもう」もしくは「いんもう」ではないこと、最高級茶葉のことであり「銀毫10%入り」というのは価値のある事のようです。

最高級茶葉であるため、千利休が茶会で使っていたというまことしやかな嘘が囁かれるくらいには有名なようですが、銀毫を豊臣秀吉にふるまって「これはなんじゃ?」「ぎんもうにございます」「いんもう!許さぬ!切腹じゃ!」となって千利休が切腹に追い込まれたということでございます。正しい読み方を知ってさえいれば利休も切腹せずに済んだのです。漢字の読み方には本当に気をつけましょう。

切腹といえば千利休も有名ですが、堺事件も有名です。堺の街でやんちゃしていたフランス人に対してパトロールをしていた土佐藩士と争いになり、フランス人が11人死亡、土佐藩士が責任をとるため切腹をするわけですが、フランス人の偉いさんの前でめちゃくちゃえぐい切腹をご披露したのでフランス人の偉いさんがドン引きして「もうええわ!切腹中止!」と泣いて喚いて止めたという事件です。かなり内容ははしょっていますので詳細は司馬遼太郎の小説か何かで調べていただければ結構かと思いますが(堺事件のことを司馬遼太郎が小説に書いているかどうかは知らん)、とにかく切腹というのは大変なことのようです。

かのマリー・アントワネットも「パンがなければケーキを食べればいいじゃない。銀毫10%入れればいいじゃない」と言って民衆の怒りを買いましたが、それぐらいフランス人というのは実は日本と仲良しなのです。アニメ文化を積極的に取り入れ、日本はフランス製の化粧品を輸入し、フランスは日本のアニメを輸入しており、持ちつ持たれつと言えます。

シャネルの碁盤なんかはその最たるもので「ヒカルの碁」のフランス版では碁盤にはシャネルのマークが入っているのよ。合掌。

銀毫10%入り

家の近くのスーパー万代で買ったジャスミンティーのペットボトルに「銀毫10%入り」と書かれており、蒙昧無知な私たちはこれはどういう意味だろうかと思いました。

「銀毫が10%も入っているんだよ」ということでしょうか。それとも「銀毫が10%入っちゃったけどごめんね」ということでしょうか。謎が深まります。

「ぎんもうが10%入っているんだって」といった話をしていたのですが、最近は耳が悪くなってきたのか、「いんもうが10%入っているんだって」と聞き間違いをしてしまい、それはとてもイヤなお茶だなと思いました。もちろん、誰の陰毛かどうかが問題ではあるのですが、とはいえ10%は入りすぎです。推しの陰毛ならヨシ!とするか、推しの陰毛でも10%は多すぎると思うかは人によって捉え方が様々だと思いますが、私は推しの陰毛でも10%は多すぎると思う派です。これ以上話を深掘りするのは変態だと思われるので控えますが、戦時中は好きな人の陰毛をお守りに入れて戦地へ行くと弾に当たらなくて済むという話が広まり、陰毛業者が大儲けしたといいます。日本が戦争に負けたのはこの陰毛業者が本物ではなく、そこらへんのおっさんの陰毛を入れたお守りを売りさばいたからです。陰毛業者の罪は重い。

そんなことはともかく、「ぎんもう」ではなく「ぎんごう」と読むそうです。ついさっき調べるまで知りませんでした。そして、最高級茶葉が「銀毫」らしいです。そんな銀毫を10%も入れているのだ!というアッピールであった、というのが真相です。

とはいえ、たった10%で本当に「銀毫」の良さが伝わるのかはわかりません。ガチャでSSRが10%と言われたら「そりゃすごい。大盤振る舞いや!」と思いますが、「銀毫」の10%は「そりゃすごい、大盤振る舞いや!」なのか、うだつの上がらねえ平民出にやっと巡ってきた幸運か、それとも破滅の罠か…。それは誰にもわからないことです。頑張りましょう。合掌。

ぱっくんと食べるな

先日から「一年生になったら」という歌に対して人生幸朗・生恵幸子師匠の漫才のようなぼやきブログを書いていますが、今日も引き続きぼやきを書いていきたいと思います。もうぼやくようなことはないじゃんと思う東京人の方もいらっしゃるかもしれませんが、この歳になるとぼやきたくてぼやきたくて仕方がないのです。ちなみに、私は草むしりのお仕事中に電話がかかってくるのがめちょんこイヤのイヤイヤ期で、電話を切ると必ずぼやきます。「こんな事で電話かけてくんなやボケが!」と独り言を言ってしまいます。何か相手が質問してきた時には「どっかに載ってると思うんですけど……調べられました?」とか思いっきり嫌味をぶちかましてしまうのも悪い癖です。

というわけで前振りが長くなりましたが、今日の「一年生になったら」ですが、こちらの歌詞に対してぼやいていきたいと思います。

♪おにぎりを ぱっくん ぱっくん ぱっくんと

「やめい!喉に詰まる!死にたいのか、貴様!」と北斗の拳の登場人物にでもなったかのように大仰に言いたくなります。ぱっくんって丸呑みじゃないかと。富士山の頂上という気圧の低いところでそんなことをするのは自殺行為です、知らんけど。ていうか、医者もいないのに無理した食べ方をして窒息して死ぬ可能性も十分あるのです。そのために電通や博報堂をかまして何かあった時の体制を万全にしておくべきなのですが、実際に富士山の頂上でおにぎりを喉に詰まらせて窒息したら、助かる見込みはありません。そもそも酸素が少ないというのにおにぎりを喉に詰まらせて酸欠になったらどうなるでしょう。チアノーゼになって全身紫色になっていく小学一年生を見守りながら、ドクターヘリが到着するのを待たなくてはいけないのです。ていうか、富士山の上にヘリコプターなんか着陸できるかどうかも知りません。

というわけですので、ぱっくんと食べずに、もそもそと食べましょう。みんな、約束してね。合唱。