感謝の気持ちを忘れると、ろくなことがありません。
いつも「ありがとう!」を言いたいですよね。
ぐわぐわ団がいきなり変な宗教みたいなことを言い出したと思われるかもしれませんが、別に悟りを開いたとか、私は神だ!と言いたいわけではありません。別にお布施を頂こうというわけでもありませんので、ご安心ください。
横山弁護士みたいに、いつもイライラして怒っていたら、しんどいじゃないですか。「バカモン!自動車に乗れんじゃないか!」って有名なセリフがありまして、私はこのセリフが大好きなんですが、すいません、横山弁護士って誰かわかりませんよね。オウム真理教の麻原彰晃の私選弁護人を勤めて、なにかとワイドショーを騒がせまくった挙句、供述調書の横流しや弁護士費用の着服などで弁護士会を除名になっちゃった人です。実に独特のキャラクターでお茶の間の人気者だったんですよ。ナウなヤングは知らないと思いますが……
横山弁護士の話ではなく、ありがとうの話です。ありがとうという感謝の気持ちを持ち続けるためにはどうすればいいのか、その方法は諸説あるかと思いますが、私が考える方法というのが「期待しない」です。
自分のことは置いておいて、とにかく相手に、こうして欲しい、ああして欲しいといろいろ期待してしまって、勝手にハードルを上げてしまうんですよ。そうすると、相手に何かをしてもらっても、よくて期待通りか、ひどい時には期待以下にしかならないんですよね。そうなると、感謝の気持ちなんて生まれないのです。
なんでこんなことを考えたのかと言うと、ヘーベルハウスのネット広告を見たからです。パパをへこませる、ママの華麗なダメ出し、ママを驚かす、パパのあるある家事奇行、家事でつまづきやすいパパ、気持ちにゆとりのないママ、家づくりの工夫で、変えられます!って書いてあったんですよ。パパが空回りしてママがギニャーってなるのを家を建てたら解決!みたいな。
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ヘーベルハウスの広告ですから、そりゃあ最終的な結論は「家を建てましょう」です。それは十分わかったうえで、家を建てねばならんのか……?となってしまい、ついつい大人気なく反論したくなったのです。相手に過度に期待をせずに、何かしてくれたらありがとう、これだけの話だと思うのですが、共働き子育て家庭のギクシャクをなんとかするには家を建てねばならんとは、世知辛い世の中です。合掌。