ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

イゾラドと三木谷浩史

まさに今、NHKで楽天の社長、三木谷浩史のファミリーヒストリーが放映されているのですが、なんというか、全く興味がわかない。もともと、楽天では買い物したくないと毛嫌いしまくっているだけに、興味がわかないのは当然といえば当然だったりします。

とはいえ、なんとなくダラ見をしてしまったのです。ええとこのぼんぼんが銀行を辞めて、運良く楽天市場が当たってよかったねという話でした。やはり、どうでもいいという感想しか持てませんでした。残念なことです。

一方、昨日のNHKスペシャル「アウラ 未知のイゾラド 最後のひとり」は、やったらめったら興味深くて、たいへん面白い番組でした。

www.nhk.or.jp

番組内容を引用するとこんな感じ。

30年前、アマゾンの深い森からこつ然と現れた素っ裸の2人の男。ブラジル政府はアウレとアウラと名付け保護した。だが2人の言葉は未知の言語で、誰一人理解できなかった。ある言語学者が周りのものを一つ一つ指しながら30年かけて800の単語の意味を探り当てた。やがてアウレが死亡。最後の一人となったアウラの調査を続ける中で、彼が、自分たちの部族に起きた「死」について語っていることが、明らかになっていく…。

30年かけても800の単語しかわからず、番組を見ている限り、ちっともコミュニケーションが取れていません。「ピタピタ」という単語が矢が飛んでくるだったでしょうか。とにかく、どうにか意味がわかる言葉で何を言っているのか推測するしかないのです。

もちろん、最後のひとりであるアウラもこちらの言っていることなど理解していないと思われます。周りの誰ともちゃんとした言葉のコミュニケーションがとれないというのは、どういう心境でしょうか。考えるだにぞっとします。

例えるならば、ブログを書いても、書いても、自分以外誰も読めないのです。これはさすがにもんにょりどころの騒ぎではありません。大もんにょりです。

どちらも「人」にスポットを当てた番組であるというのに、楽天社長・三木谷浩史には興味がわかず、未知のイゾラド・アウラには興味津々だったという話でした。

ちなみに「アウラ 未知のイゾラド 最後のひとり」は2018年12月19日(水) 午前0時40分から再放送されます。合掌。