自由ネコさんが面白い記事をあげておられたのでいっちょ噛みします。
『何者にもなれなかった「40男」たちの絶望』という東洋経済オンラインの記事を読んで、モヤってしまった自由ネコさんがたった一人で『痛快!エブリデイ』の「男がしゃべりでどこが悪いねん!」ごっこをしているみたいな感じです。関西ローカルの番組で例えてもちっともわからないですよね、ごめんなさい。
ある程度、知名度があって、発言権があって、社会的に大きな影響力のある人にはさ、 「時計の値段でマウンティング合戦とか、愚かな価値観ですよ」 って一刀両断、すぱっと言い切ってほしかったんだよね…。
にも関わらず、東洋経済オンラインの記事の中で、社会学者の田中俊之氏とお笑い芸人の山田ルイ53世が「高いモノ買ってまっせ!」みたいな発言をするのでもんにょりなんだとか。わかります、その気持ち。
超一流のお金持ちは腕時計なんてしません。しっかりしたマネジャーがきっちり時間管理をしてくれますから、自分で時計を見る必要などないのです。もっとすごいお金持ちなら、好きな時に起きて、好きな時に寝て、好きな時に食べます。日が昇ったら動きだして、日が暮れたらお家に帰ります。分単位で動く必要もなく、腕時計なんていらないのです。
そもそも「金持ち喧嘩せず」と言いまして、本当のお金持ちであれば腕時計でマウンティング合戦なんてするわけないのです。中途半端なお金持ちが「オレの腕時計はキュアマシェリのやで!すごいやろ!」「何言うてるねん、ワシの腕時計はキュアアムールや!こっちのほうがすごいで!」と言い争っているわけです。キュアマシェリとキュアアムールはものすごくものすごい友だちなので、このふたりで言い争うことの愚かさたるやもう、世界最大級の愚かさと言わざるを得ません。
「この曲を聴いて、出直して参れ!」 と一刀両断せねばならんのです。
私自身はキュアマシェリとキュアアムールの腕時計があるのであれば、万障繰り合わせてふたつつけます。腕は2本あるんだから問題はありません。合掌。
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