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料理のコツ講座:山を作る

こないだ、とある定食屋さんで「鶏の黒酢あんかけ定食」といった美味しそうなものを食べました。実際に美味しかったのですが、盛り付けがべよべよとしていたのです。

わかんないですよね。

どういうことかと言うと、お皿にどべーっと盛り付けられていたのです。ところどころで下のお皿が見えるような感じ。

炒めモノみたいなぐわーっとした料理を作って、盛り付けるお皿が大きいときは、とにかく真ん中にまとめましょう。山を作るぐらいのつもりで。そうすると、美味しそうに見えます。余白を怖がってはいけません。真ん中にまとめてしまうと少なく見えない?と思われるかもしれませんが、真ん中にまとめて高さを出すことで、ボリュームを出すことができます。2Dよりも3Dです。

デザインも同じです。余白を上手く使いましょう。

……さて、これで1記事でっちあげるつもりだったのですが、これ以上書くことがない。

さっき、カレーを作ったので、美味しいカレーの作り方でも紹介しましょうか。

中学生の時、キャンプで飯盒を使ってごはんを炊いて、班ごとに料理を作ったのです。何をしてもいいよということだったので、私の班は何を思ったのか知りませんが「手巻き寿司」をすることになりました。おこげができているようなごはんで、刺身やら何やら用意してキャンプで手巻き寿司をするのはなかなか難儀なことです。

「手巻き寿司」も大概ですが、「カレー」を選択した班も大変なことになっていました。水の量を計るときに、ミリリットルとリットルを間違えて作ったんじゃないかというぐらいにじゃぶじゃぶで、持ってきたカレールーを全部突っ込んでも、とろみはおろか、味もつかないような惨状です。結局、野菜の茹で汁でごはんを食べているようなことになっていました。

というわけで、もうおわかりかと思いますが、美味しいカレーの作り方は……カレールーの箱に書いてあるとおりに作ること!水の量をちゃんと計ること!これに尽きます。オリジナリティとか、そういうことは考えてはいけないのです。合掌。