ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

映画『復活の日』を観ました

例のウイルスが猛威を奮っているこんなご時世だからでしょうか、Amazonプライムでこんな映画を観ることができます。(2020年3月8日現在の情報)

復活の日

ストーリーはこんな感じです。 

「愛は、人類を救えるか」 MM88…その細菌兵器によって全世界はパニックとなり、45億人の人類が死んだ… 氷に閉ざされた南極大陸に残された探検隊の863人を除いて― 滅亡寸前まで追いこまれた人類は、地球は生き残ることができるのだろうか!?

あまりにもタイムリーといえばタイムリーな内容というか、真面目に観てたらげんなりするかもしれません。この映画に出てくるウイルスにかかると、最初は風邪の症状なのですが、すぐに肺炎になって、3日で死にます。肺炎になるというところが似ているだけにもんにょりします。病院に人が押しかけてパニックになって、医者も看護師も感染して、院内感染どころの騒ぎではなく、あっという間に死屍累々。

結局、南極大陸に残された人たちだけが生き残り、どうやって子孫を残していくのかを決める会議ですったもんだするとか頭の悪い展開にこれまたもんにょりしていたら、今度は核ミサイルがどかーんです。いくらなんでも、どう考えても人類復活は無理だと思う鬱な展開。

それはそれでいいとして(よくないけど)、核ミサイルが世界中でどっかんした後、草刈正雄が北米から南米まで歩いて旅をします。ものすごい映像美ではあるのですが、核ミサイルどっかんまでの展開とは違って、だらだらだらだらします。とりあえずいろんなところでロケして撮りました的な映像がずるずる続くので眠たくなります。そのうえ、核ミサイルがどっかんしたはずなのに、世界ふしぎ発見的な映像がずるずる続くので、またまたもんにょりします。

1980年の映画なんですが、めちゃくちゃな製作費を突っ込んだらしくて、潜水艦は本物だし、本当に南極でロケをしているし、草刈正雄はいろんなところを旅しているし、CGなんてない時代にやたらリアルな映像が迫ってくるのですごい映画なのですが、時期が時期なだけに、先ほども書きましたが真面目に観るとしんどいと思います。茶々を入れながら楽しむのがよいのではないでしょうか。げんなりしたい人向け。そんな人がいるのかどうかは知らない。合掌。