令和のヤングメンは、おっさんが「よっこいしょういち」と言いながら立ち上がるのを見て不思議に思ったことはないでしょうか。そんな、誰にも聞く必要もなければ、誰も気にもとめないしょうもない疑問にぐわぐわ団がお答え致します。
まず、横井庄一さんという軍人さんがいらっしゃいまして、第二次世界大戦が終わったことを知らずにずーっとグアム島で戦っていました。そして、昭和47年に見つかって、帰ってきたときの言葉「恥ずかしながら帰って参りました」は流行語大賞にもなりました。
そんな横井庄一さんに敬意を表して、おっさんは立ち上がるときに「よっこいしょういち」と言うことで横井さんを偲んでいるのです。ちなみに、横井庄一さんはその後、平成9年に82歳で亡くなられました。
たま〜に「どっこいしょういち」と言って立ち上がるおっさんも見かけますが、アレは横井庄一さんではなく道古井（どこい）正一さんという、応仁の乱が終わったことを知らずにずーっと京都府八幡市の竹藪で戦っていた武士の名前が由来です。エジソンが電球の光る部分を探しに日本に来て、八幡の竹を光る部分として使ったのは有名な話ですが、その時に一緒に発見されたのが道古井正一さんだったのです。帰ってきたときの言葉「恥ずかしながら帰って参り候」は流行語大賞に選ばれました。あまり知られていないことですが、横井庄一さんの「恥ずかしながら帰って参りました」は道古井正一さんの言葉から引用されたと言われています。
そんな道古井正一さんを偲んで、「どっこいしょういち」といいながらおっさんは勃ち上がるのです。バイアグラ万歳。
ちょうどお盆の時期でもあるので、みなさんも立ち上がる際には「よっこいしょういち」「どっこいしょういち」と言いながら立ち上がるとよいかと思います。ちなみに、道古井正一さんはまだご存命であり、たまに献血をしてはウマ娘のグッズをもらったりしているそうです。よかったですね。合掌。
