ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

書くことがないときは宮史郎のことを書くとよいよ

タイトルのとおり特筆すべきこともないので、宮史郎のことについて書きたいと思います。ぐわぐわ団の読者の方で宮史郎をご存じない方はいらっしゃらないと思いますので、みなさん宮史郎のことをご承知であるという前提で話を進めたいと思います。よろしくお願い致します。

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宮史郎といえば「女のみち」がとても有名です。♪二度としないわ 恋なんか これが女の みちならば、という歌詞は実に素晴らしい。そして、この歌をチョビひげの宮史郎がねっとりと歌いあげるのです。そりゃあもう、ねっとねとです。この歌を女性歌手が歌ってしまうと、どうしてもエロティシズムといやらしさが出てしまうのですが、宮史郎がねっとりと歌うとエロティシズムといやらしさがボルテージマックスどころか天井を突き抜けてしまって、もはやエロティシズムとかいやらしさなんてのはどうでもよくなってしまうのです。これは宮史郎だからこそできたことで、布袋寅泰がどれだけ頑張っても宮史郎には勝てません。

この「女のみち」ですが、今の歌を聞いているヤングのみなさんからすると、めちょめちょゆっくりに聴こえると思います。なめくじが這っているようなのろさです。しかし、これもまた宮史郎がねっとりと歌うからこそ、のろさがよさになるのです。布袋寅泰がギターを早弾きしまくったところで、宮史郎には勝てないのです。

宮史郎が素晴らしいということはこれで十分ご理解いただけたかと思います。YouTubeなんかで違法アップロードの映像や音源がこれでもかと転がっていますので、そちらは聴かずに、Apple Music や Spotify なんかで聴いていただけたらよいかと思います。

そして、絶対に間違ってはいけないことがひとつあります。♪あなたのために守り通した女の操〜で始まる「なみだの操」と間違ってはいけません。アレは殿様キングスです。宮史郎とぴんからトリオではありません。誤解なきよう、よろしくお願い申し上げます。合掌。