ExcelのVBAでえっちらおっちらどころかひーひー言っているまけもけさんです、ごきげんよう。
みずほ銀行のシステムがここ１年近くの間、しっちゃかめっちゃかなトラブル続きでぐっちょんぐっちょんのげっちょげちょなのです。ATMに突っ込んだ通帳とカードが取り込まれて出てこなくなるトラブル、しかも対応が後手後手後手に回って通帳とカードが返ってこないお客さんはパニック、コールセンターもパニック、テレホンセンターもパニック、経営トップはそんな状況をネットのニュースで知るという体たらく。通帳とカードは後日お返ししますのでその場から離れて大丈夫ですよと案内するのを決めたのも物事を決める権限なんて絶対持ってないよねというテレホンセンターの現場というめちょんこさ。システムがぶち壊れることで大変なことが起きるのです。
そもそも、第一勧銀、富士、日本興業銀行の３行が合併したけど、それぞれが持ってるシステムベンターの権力争いでまとまるものもまとまらず、どうにかこうにか馬鹿みたいに投資して作ったシステムがトラブル続きでげっちょげちょなのですから目も当てられません。
ざっくり言うとこんな感じのみずほ銀行のシステム障害のお話を専門用語満載でお届けしてくれるのがこの本です。先ほど申し上げたとおり、私はシステムエンジニアでもなければ、プログラムの知識もほぼ皆無、言うなればど素人です。そんな私にもわかりにくいように専門用語をふんだんに浴びせてくれるこの本、ぶっちゃけわかりにくいのですが、途中から「あー、これはとりあえず知ったかぶって読めばいいんだ」と開き直り、DBMSって何のことだっけ？とか考えない。DBMSはISBMみたいなもんだと思って読めばよいのです。トランザクションなんて単語もデストラクションと脳内変換。
デストラクション は、ドイツ出身のスラッシュメタル・バンド。 同国のスラッシュ・シーンを草創期から支えてきた実績を持ち、日本では「ソドム」「クリーター」と並んで『ジャーマンスラッシュ三羽ガラス』とも称される、
そうすることで楽しく読み終えることができました。システム作るのって大変そうなので、みずほ銀行のみなさんは頑張ってほしいと思いました。合掌。
