インドネシアを訪問している天皇陛下と皇后陛下が大統領宮殿で午さん会に招待されていました。午さん会って何やねん？と思われた方も多いことでしょう。王族の末裔であり、この世で最も邪悪な一族の末裔でもある私がみなさんに午さん会とは何かをお教え致しましょう。
ちなみに、小さん会といのもありまして、こちらは林家小さんという落語家が開く落語会のことです。落語界初の人間国宝となった五代目柳家小さんの落語はそれはもう絶品というにふさわしい素晴らしい芸でした。ただ、この人には問題がありまして、人間国宝ともあろう人を呼び捨てにするわけにもいかず、とりあえずさん付けで呼ぼうとしたら柳家小さんさんとなってしまってわけがわからなくなるのです。これは実に辛い。アグネス・チャンちゃんみたいなものだと思ってもらってもよいでしょう。
さて、話が少々逸れてしまいましたが、午さん会とは何かと言うと、簡単に言うと「給食」です。お昼ごはんをみんなで食べようという会合のことで、簡単に、みなさんにわかりやすいように噛み砕いて言うと「給食」がぴったり当てはまります。もちろん、大統領宮殿で食べるわけですから、給食費は少し高くなるかもしれません。給食費の月額平均は公立小学校が4,477円、1ヶ月20日として計算すると1日の食費は224円ですので、インドネシア政府がどの程度補填をするのかわかりませんが、今回の午さん会で出された食事もパンと牛乳とおかず2品程度ではないかと思われます。
ていうか、224円でお昼ごはんが食べられるというのは、いくらなんでもありがたすぎるのではないでしょうか。給食費が上がったとかいろいろと言われていますが、224円ではマクドナルドでチキンマックナゲット5ピース食べたらおしまいです。マックフライポテトはSサイズは食べることができますが、Mサイズは注文したらゲームオーバーです。やばい。給食を児童や学生だけではなく、全国民を対象にすべきではないでしょうか。みんなが豊かになるための第一歩として、インドネシア政府は頑張ってもらいたいと思います。合掌。
