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蒙古はん

京都の人たちはモンゴル人のことを親しみを込めて「蒙古はん」と呼んでいます。

一方、蒙古斑というのは生まれたばかりの赤ちゃんの尻の上部に出ている青い「あざ」のことです。日本人であれば蒙古斑の呪縛からは逃れることはできず、5、6歳までにはきれいに消えていることがほとんどですが、ごくまれに蒙古斑が消えずに悩んでいる人がいることも事実です。蒙古斑が消えないまま初体験を迎え、いざ!というときに「あンた!蒙古斑があるやないの!」と相手に驚かれてしまい、萎えて未体験となってしまうのです。これは人類の生殖活動に対する死活問題と言っても過言ではありません。

話を元に戻しますが、京都の人たちはモンゴルの人たちに親しみを込めて「蒙古はん」と呼んでいるとお伝えしました。京都では「舞妓はん」「お公家はん」「ごはん」「チンギス・ハーン」というように、「◯◯はん」という言い回しをよくします。ただし、これは京都人の持つ特有のいやらしさも含んでおり、決して油断してはいけません。「◯◯はん」と言われたからといって気を許し、帰る間際に「ほな、お茶漬けでも……」と言われたからといっても、決してお茶漬けを食べてはいけないのです。お茶漬けを食べた後で「死ねどす」と言われるのがオチです。彼らには裏と表があり、長い歴史の中で究極の世渡りを身につけた結果なのです。うかうかとしていたら寝首をかかれますし、すかんぴんになるまでしゃぶり尽くされることでしょう。

一方、滋賀県民の方は素晴らしい人徳者が多く、大阪は滋賀県と同盟を組むべきでしょう。敵の敵は味方、中国に対抗すべくあえてインドと仲良くするという日本の外交方針にも似ています。滋賀県民は何かというと京都に対して「水を止めるぞ!」と脅しをかけますが、実際に水を止めたら滋賀県全域が水に沈むという研究結果が発表されて、脅しが通用しなくなったと泣いているそうです。もはや、一刻の猶予もありません。蒙古はんとも仲良くしましょう。合掌。