奈良県が海に面していないことは多くの方がご存じかと思います。ちなみに、日本には海に面していない県が８つあります。群馬県、栃木県、埼玉県、長野県、山梨県、岐阜県、滋賀県、奈良県、沖縄県です。滋賀県も海に面していないのですが琵琶湖があるのでなんというか「まぁええやん」的なポジションです。しかし、奈良県は本当にかわいそうです。というわけで、ぐわぐわ団はどうにかして奈良県に海を与えてあげたいと思い、いろいろと考えました。
最も現実的な案は奈良県の南側から海に出る方法です。上の図の①のように三重県の南側を一部譲渡してもらうことで、奈良県は海を手に入れることができるのです。ただし、奈良県の南側というのは山ばっかりです。奈良県というのは北側に対して南側は山、山、山で交通の便も悪く、南側から海に出るのは多くの奈良県民にとっては現実的ではありません。
では、どうすればよいのでしょう。ぐわぐわ団はものすごく頑張って考えました。そして出した結論が「京都府に攻め込んで京都府全域を奈良県にすることで日本海を手に入れる」でした。南に出るより北に出るほうが圧倒的に交通の便がよく、かつ京都の海には天橋立という風光明媚なところがあります。温泉もあります。ちょっと西に行けば城崎温泉もあります。奈良県民の悲願である海を手に入れるためには最も現実的な方法といえるでしょう。
京都人には「御所の周り以外は京都ではない」という意識があるため、御所の周りの守りはそこそこ堅いものの、その他の地域は無防備です。はっきり言うとスキだらけです。一気に攻め上ればあっという間に京都府は奈良県の手に落ちるでしょう。
京都府と仲の悪いことで有名な大阪府は奈良県と早々に手を組むはずです。兵庫県も今までは大阪府と仲が悪かったものの、つい最近知事の椅子が大阪の政党の手に落ちたため、奈良・大阪同盟に手を貸すことでしょう。滋賀県も京都府に対する恨みつらみから、奈良・大阪・兵庫同盟に加担するはずです。いろいろ考えた結果、奈良県は京都府に攻め入るべきなのです。がんばりましょう。合掌。
