ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

経口腸管洗浄剤モビプレップを飲み干す

少し間があきましたが、アナルカメラのお話です。尾籠な話で恐縮ですが、これは人生において誰もが一度くらいは経験することだと思いますし、経験しないにこしたことはありませんが、とにかく目の前にネタが転がっている以上、書かないわけにもいきません。

そして今、経口腸管洗浄剤を飲み干して、一時間後には検査が始まるという、猫まっしぐらみたいな状況にあります。頭が濡れて力が出ないアンパンマンみたいにへろへろではあるのですが、なんとか視力を振り絞ってブログを書いています。

経口腸管洗浄剤モビプレップの味なのですが、コントレックスで作った塩味の濃い粉末ポカリスエットみたいな感じです。最初のうちはごくごく飲めないこともないのですが、半分を過ぎてからが苦行になります。これをあと1リットル……と思うと地獄でした。1リットルの涙どころの騒ぎではありません。

そもそも「経口腸管洗浄剤」字面がもはや異世界の単語です。ぜひ口に出して発音してみてください。「けいこうちょうかんせんじょうざい」こんなものを飲まねばならんのです。昨日、周りの人たちがいろんなものをどかすか食べているのを目の前にして、すうどんしか食べられなかった私がふと思ったことは、前世でどれほどの悪さをしたらこんなことになるのだろうか、ということでした。そして、腸管経口洗浄剤を飲み干した今、やはり前世でものすごく悪いことをしたのだろうなと確信に至るのです。

暴君ネロの遥か上をいく、暴君ネロネロだった可能があります。国中をローションでネロネロにしてローマ帝国を混乱の渦に巻き込んだりしたのがいけなかったのでしょう。

もしかしたら、モンテ・クリスト・大深海だった可能性もあります。復習の鬼となって、他の受験者を蹴落としてしまったのがいけなかったのでしょうか。 

私自身としては、這々の体で逃げている明智光秀を手違いでトドメをさしてしまって、「お武家さまを刺してしまった!えらいこっちゃ!」と右往左往した挙句に奉行所に自首しに行ったら、なぜか褒められたので「お武家さまを刺したら褒美がもらえる!」と勘違いして、戦国武将を片っ端から刺しまくった伝説の農民・刺しまくりジャックだったらいいなと思っています。

こんなことしか書かないから、モビプレックス飲み干さないといけないんだ。合掌。

おめめとうございますを言いたい人生

ayakoさんのブログ「Sweet+++ tea time」の記事を拝読したのです。

sweeteatime.hatenablog.com

文章と写真でザーッと読むときには自分のスピードで進められるが、動画はじっと待たなきゃいけない。苦痛である。認めたくないが、これが自分の本性なのである。

ものすごくよくわかります。動画は自分のペースで見られない。でも、本やブログは自分の読みたい時に自分のペースで読めます。途中で読むのを止めて、別の本を読み始めて、気分が変わったのでまた別の本を読んで、気がついたら3冊同時並行で本を読んでいたりするなんてこともよくあります。ただでさえ、買ったけれどもまだ読んでいない本が枕の横に積まれていますし、Kindleの端末にも買ったままの電子書籍がいろいろと入っています。読みたい本の量と読める本の量のバランスが崩れてしまい、圧倒的に読みたい本が多くなってしまっているのです。

でも、映画やドラマも観ないわけではないのです。『モンテ・クリスト伯』はめっちょこハマりましたし、今はWOWOWの『不発弾』を観ながらブログを書いています。ドラマを観ながら文章を書くと何を書いているのかよくわからなくなってきて、言いたいことが何なのかわからなくなるのですが、それは今に始まったことではなく、いつものことだったりします。

今回は、特に何かすごいことを言いたいというわけではないのですが、ブログを書かれているayakoさんが男の子をご出産なさったとお聞きし「おめでとうございます!」とお伝えしたかっただけだったりします。

出産当日もブログの記事をアップするという偉業に敬意を評し、ぐわぐわ団としてもお祝いの記事を書きたかったのです。というわけで、おめめとうございます!合掌。

人生楽ありゃ苦もあるさ

とても有名なフレーズです。

♪人生楽ありゃ苦もあるさ

ご存知、水戸黄門のテーマソングです。

もしかしたら、若い人は知らないかもしれませんね。ナウいヤングメンなどは特に、水戸黄門って何?と言われるかもしれません。少なくとも、もうすぐ3才になる姪っ子ちゃんは水戸黄門のことは知らないと思います。

一方、ナウくはないオールディーな人であればあるほど、やはり初代・東野英治郎の黄門様が一番よかったとか、いやいや2代目の西村晃の黄門様がサイコーだとか、いろいろとご意見があるようです。石坂浩二の黄門様が一番という声はあまり聞きませんが、まぁそれはそれとして。

ちっとも話が進まないので、みなさんが水戸黄門のことをそこそこ知っているという前提で話を進めますが、水戸黄門が家来の助さん格さんを引き連れ、諸国漫遊の旅に出て、悪い代官なんかを懲らしめるわけです。「この紋所が目に入らぬか!」というと、みんながははーっと頭を下げる。

「さきのふくしょうぐん、みとみつくにこうなるぞ!」

ここで勘違いしやすいのが、「さきのふくしょうぐん」の意味です。これから先の副将軍ということではなく、前の副将軍ということです。そりゃあそうです、これから副将軍になる人です!と威張られても、「まだやん……」としかなりません。かといって、前の副将軍だと威張られても「今はちがうやん……」となるわけです。

クラブに卒業した先輩が来て、いばり散らしたらイヤでしょう。同じことです。

とはいえ、そんなことはつゆ知らず、とにかく「さきのふくしょうぐんじゃ!」という、過去の威光でもって、そこらじゅうで威張り倒す生き方というのも、周りの人たちはともかく、本人は悪い気はしないはずです。

そんな人がですよ、「♪人生楽ありゃ苦もあるさ」なんて歌うのはどうかと思うのです。水戸黄門にとっては人生楽ばかりのはずです。人生イージーコースまっしぐらのラクラクコースに乗っかっているのです。介護保険を払わずとも、屈強な男2人が常に24時間介護をしてくれるのです。苦しいはずがありません。

水戸黄門の歌を聴いて、ついつい愚痴を言いたくなりました。合掌。

犯罪ゼロの世界

先日の記事で「犯罪ゼロ」を目指すべきだと書きました。そのために、悪いことをすれば赤えびが食べられなくなると周知すればよいと説きました。

生えびです。生えびもとても美味しいのです。

それはそうと、犯罪ゼロの世界が実現したらどうなるのか。気がかりなことが一点あります。警察の存在です。

犯罪ゼロの世界において、警察はいりません。とはいえ、警察がなくなってしまったら、犯罪者が1人でも出てきたときに為すすべがなくなるのです。ただ、人間は愚かな生き物です。間違いなく、世の中は警察をバッシングすることでしょう。「仕事もせず、税金の無駄遣いだ!」「犯罪がゼロになったんだから、警察は解体しろ!」仕事がなくなった警察に対する突き上げがはじまるのです。

現在は約29万人いる警察職員も、どんどん減ることになります。警察署はイオンになったり、マンションになったり、戸建住宅になります。交番もどんどんなくなります。そして、警察官がこの世に1人だけとなったとき、ついにぐわぐわ団が動き出すのです。

なんとなく、星新一のショートショートみたいな、突飛な発想になってしまいましたが、ぐわぐわ団が動き出したところで、何も起きません。そりゃまあ、動きます、人間だもの。絵は人間ではありませんが。ただ、警察官がこの世に1人だけとなったときに動き出すのかというと、そういうわけではなく、普通に生活をするために動いているだけで、警察との因果関係はありません。

そもそも、警察は犯罪捜査だけをしているわけではありません。みなさんが知らないだけで、いろいろな仕事があるのです。ただし、私もどんな仕事があるのか知らないので、書こうにも書けないだけです。たぶん、いろいろと仕事はあるのだと思います。犯罪捜査ではなく、もっとこう、なんというか、縁の下の力持ちっぽい、見えない仕事が。

というわけで、犯罪ゼロになったとしても、警察がなくなることはないのではないかと思うのですが、犯罪捜査以外の仕事を市役所かどっかが引き継いだらいいだけの話で、そうなると警察は必要がなくなります。話がとっちらかった挙句に、だからどうしたという感じなので、この話はあきらめます。合掌。