きっかけは防災のセミナーなんですが、お家でタコパしました。おそらくワケがわからないと思いますので順を追って説明させて頂きます。
ちょっくら防災セミナーとやらに参加させて頂きまして、その際にいろいろとお話を聞いたのですが、なんか講師の方が避難所に親でも殺されたかと思わせるぐらいに「避難所には絶対に行くな!」というお考えの方でして、避難所なんかより自宅で引きこもりましょう、電気やガスが止まってもどうにかなります!という面白い内容だったのです。お米なんかもカセットガスコンロでお湯を沸かしてビニール袋にお米とお水を入れて湯せんをすれば炊けるから問題ないといった、なかなかのサバイバルっぷりで、とはいえ避難所できゅうきゅうしながら寝れない夜を過ごすよりも、自宅で引きこもっているほうがなんぼかマシと言えなくもないなと思ったわけです。
セミナーが終わってから、家にカセットガスコンロがないことに気がついたので、じゃあせっかくだしカセットガスコンロを買って帰ろうということになり、イワタニのカセットガスコンロを買って、それからケースも欲しいし、よくよく調べたらたこ焼きプレートなんてのもあるんだということに気がつき、あれよあれよといううちに自宅でたこ焼きが焼ける環境が整ったわけです。
大阪に住んでいるものの、電気の火力の弱さが気に入らずにたこ焼き機を保有していなかったのですが、今回はガスなわけです。で、実際に家でカセットガスコンロでもってたこ焼きを作ってみたところ、圧倒的な火力であっという間にカリッカリのたこ焼きが出来上がりました。いや、電気のたこ焼き機だったら10分かけてもぐずぐずのしかできずにむうむうしてしまうのですが、ガスだとものの数分で固まるし、カリッカリになるし、下手すりゃ焦げる。最初は火力の勝手がわからず、大阪人にあるまじき大慌てっぷりで二人できゃーきゃー騒いでたらたこ焼きができました。本当にガスはすごい。
というわけで、防災セミナーに行ったら、なぜか家でタコパをすることになり、めちょんこ美味しかったし楽しかったし、ただしコーン入れたらポンポン音が出るし、たまにボカンと爆発して飛んでくるしでちょっと怖かったです。
みなさんも防災のためにカセットガスコンロを買って、ついでにタコパしましょう。合掌。