ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

おじいちゃん・おばあちゃん

今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」

私のおじいちゃん、残念ながら稀勢の里ではありません。おばあちゃんも稀勢の里ではありません。ご存知ない方がいらっしゃったら困りますので、きちんと書かせて頂きました。

……誰も困らないか。

確かに困りません。私のおじいちゃんとおばあちゃんが稀勢の里ではないという事実を知らない人がいたとしても、私は困りませんし、その人も困りませんし、稀勢の里がちょっと困った顔をするぐらいの話ではないかと思うのです。いやいや、ちょっと困った顔をするということは、困ったということですので、誰も困らないというわけではなくなります。

ていうか、稀勢の里しか困らない。

じゃあ、私のおじいちゃんとおばあちゃんが稀勢の里ではないという事実をわざわざ書く必要はないということなのです。必要がなければ書かなくてもよいのではないかと、思考が堂々巡りをするのですが、ここで昨日観た『プーと大人になった僕』の、クリストファー・ロビンとプーのやりとりを思い出してみましょう。

「風船、欲しいな。」

「必要ないだろ。」

「必要なくても欲しいんだ。」

風船など役に立たないと切り捨てるクリストファー・ロビン、必要がなくても欲しいというプー、どちらのほうがステキな生き方でしょうか。必要がないからといって切り捨ててしまっては、幸せはやってこないのではないかと思うのです。

というわけで、必要はないのですが、私のおじいちゃんとおばあちゃんが稀勢の里ではないと、きちんと書いておけばよいということになりました。一応、確認のためにクリストファー・ロビンとプーのやりとりを再現してみましょう。

「まけもけさんのおじいちゃんとおばあちゃんが稀勢の里ではないという情報、欲しいな。」

「必要ないだろ。」

「うん。」

……ダメだ。プーですら脳内で「必要ない」と言い切ってしまう。それぐらいにどうでもいいということなのかもしれません。

ちなみに、私のじいさんは100歳を超えてもひとりで仙人さまのように暮らしていた、ものすごくものすごい人でした。合掌。

『プーと大人になった僕』を観てきました

さきほど、安美錦が琴勇輝相手に「とっくり投げ」という珍しい決まり手で勝ちましたが、今回の記事とは全然関係がありません。今回は『プーと大人になった僕』を観てきたので、その感想です。

最近は、映画を観に行くのに事前学習をしないことが多くて、今回も「くまのプーさんが大人になったクリストファー・ロビンに会いに行く」ぐらいの知識しかありませんでした。ぶっちゃけ言うと、クリストファー・ロビンって誰?だったのですが、ロビンマスクみたいなもんだろうと自分自身を納得させました。

さて、「くまのプーさんが大人になったクリストファー・ロビンに会いに行く」って設定、まんま『劇画オバQ』なのです。『劇画オバQ』というのは「オバQが大人になった正ちゃんに会いに行く」という話です。『劇画オバQ』ですが、オバQが毎食20杯ごはんを食べる、いびきがうるさい、おやつをねだる、一方的に思い出話を語り続けるという、実にややこしいお客さまとなり、結果的には正ちゃんとすれ違って終わる悲しい話です。『プーと大人になった僕』も似たような話であれば、悲しいことです。

「おまえ、はちみつ食べ過ぎやねん!もうあらへんやないか!」

「ちゃんとズボン履けって!丸見えやから!」

こんなセリフがぼんぼん飛び交うのであれば観ていられないのですが、ご安心ください。このようなセリフはありませんでした。どちらかというと『劇画オバQ』を豪快にハッピーエンドにしたような映画ですので、安心して観て頂きたいと思います。

ただ、頭の中をからっぽにして、ライオンと一緒にカーチェイス*1とか、年齢を感じさせない華麗なカンフーシーン*2とか、インド映画を無理矢理オマージュしたダンスシーン*3みたいなのを期待していると、突然「僕は僕でいちゃいけないの?」といった、グサッと心に突き刺さるセリフが不意に来ます。そのへんは注意しておいたほうがよいのかもしれません。

とはいえ、カーチェイスっぽいシーンがあったのはびっくりです。まさか『プーと大人になった僕』で手に汗握る展開を観ることができるとは思いませんでした。

あと、私自身は何のこだわりもなかったので日本語吹き替え版を観たのですが、クリストファー・ロビンの声をあてているのが堺雅人で、悪者と戦うシーンでは、なんとなく『真田丸』を思い出しました。こだわりがなければ、日本語吹き替え版もよいものです。

どうでしょう、観たくなってきましたでしょうか?映画の感想を書く場合、「この映画、ちょっと気になっているんだけど……」と思っている人の背中を押してあげるような文章を心がけて書いているのですが、もしかしたら『劇画オバQ』や『カンフー・ヨガ』に興味がわいたという人がいれば、それは私の力不足によるものです。ディズニーのみなさま、申し訳ございません。合掌。

▼ぐわぐわ団とは一味どころか全然ちがう、おおたさんのステキな感想はこちら▼

www.hamashuhu.com

*1:『カンフー・ヨガ』という映画にこんなシーンがあります。

*2:『カンフー・ヨガ』という映画にこんなシーンがあります。

*3:『カンフー・ヨガ』という映画にこんなシーンがあります。

ぼくらの7日目の稀勢の里

寝る前に稀勢の里についてだらだらと書く、ぐわぐわ団特別企画『稀勢の里劇場』でございます。そんな企画、聞いたこともないし、するつもりも毛頭ないのですが、とりあえず千代の国を相手に何とかギリギリ勝ったという感じで、前にも書きましたが、プロレスのチャンピオンじゃないんだから、相手の良さを十分に引き出したうえで勝つみたいなことはしないでいいんですよ、わかりましたか?

平幕相手にこんなプロレスみたいな相撲をとっていては、終盤戦の大関、横綱との対戦がめっちょこ気になります。というより、気が重いです。白鵬の良さを十分に引き出したうえで、左のおっつけで勝つみたいなことをするつもりでしょうか。

稀勢の里の話題はこのあたりにして、今日は風しんの抗体の検査に行ってきました。抗体がなければワクチンをうちます。妊娠中に風しんにかかると、子どもの耳が聞こえなくなったりするので、きちんと予防しておかねばなりません。今のところ、私が妊娠する予定はないのですが、私がウイルスの媒介となって、他の妊婦さんにうつしてしまう可能性もないことはないので、できることはしておこうというわけです。

ただ、悩んだのが抗体の検査をするかどうかです。検査をするのに3,000円、抗体があればそれでおしまいですが、抗体がなければワクチン代が6,000円かかります。お金の問題ではないのですが、いきなりワクチンをうてば6,000円で済むのです。つまり、いきなりワクチンで6,000円を払うか、抗体の検査をして3,000円か9,000円か、ふたつにひとつ、運命の分かれ道!みたいな選択をするのか、考えれば考えるほど、実にみみっちい話なのです。最大MAXで9,000円で済んで、どこかの誰かの子どもの聴力を守れるのであれば、喜んで払えば良いだけの話です。何をごちゃごちゃ書いているのか、自分でもよくわかりませんが、とにかく抗体があるかどうか、しばらくすればわかります。乞うご期待!って誰も期待してない。

そして、いきなりワクチンとかしょうもないことを書きましたが、いきなりステーキに行ってきました。

ワイルドステーキ300グラムです。結構なボリュームです。付け合わせはインゲンに変更しました。そして、私はできる限りソースを使わずに、塩と胡椒でいただくことにしています。肉の味が楽しめるのは塩と胡椒だという、刷り込みがあるからです。というより、ソースの味が濃いめなので、塩と胡椒でええやんというのが本音なのです。

相方とふたりで、牛肉を浴びるように楽しんできました。合掌。

初日の稀勢の里を見て思うことを書いておいて腐らせる実験

ぐわぐわ団は予約投稿を多用しています。今は、2018年9月9日(日)23時45分なのです。そして、これから書く文章は、9月15日(土)18時に投稿される予定となります。

この予約投稿、便利ではあるのですが、今まさに話題になっているようなことを書いて、じっくりと寝かせておくと、だいたい腐ります。だいたい「あれ?なんでこんな話題の記事が今頃になってアップされているの?」というようなことになります。

さて、ここからが実験の時間です。

眠たいし、今日は本をたくさん読んだので目がしょぼしょぼするのに、目を酷使して文章を書くとかアホじゃなかろうかと自分でも思うのですが、頑張って旬の話題について書いて、熟成させて、腐らせて楽しもうという算段です。

というわけで、横綱・稀勢の里の話題。私は、相撲好きですが、これといって稀勢の里が好きなわけではありません。一時期は神がかり的に強かったのですが、今はなんというか、もんにょり感が全身から漂ってくるので、どうなるんだろうな〜ぐらいのスタンスで見ているのです。

初日は勢相手に前に出て、左で押し込んで勝ちました。足が前に出ていたので、ちゃんと相撲にはなっていました。めっちょこ偉そうに書きますが、合格点をあげてもよいでしょう。ただ、テレビを見ていたら、北の富士も、舞の海も、稽古を見ていると不安だとか、けちょんけちょんに言ってて、「あんたら、絶対稀勢の里は優勝しないと思っているだろ!」とツッコミを入れたくなるような、そんな雰囲気がゆんゆんと伝わってくるのです。

もちろん、私も稀勢の里が優勝するなんて、これっぽっちも思っていません。8場所連続で休場して、その後でどっかん優勝なんて、そんな安っぽいブックが書けるほど、相撲は甘くありません。白鵬はまたしても張り差しで勝ってましたが、なりふり構わぬ白鵬は強いですし、鶴竜もそこそこ充実している感じがするし、栃ノ心はやっぱりべらぼうに強いし、先場所優勝した御嶽海も大関目指してガンガンくるはずです。勢には勝ちましたが、これから先、全勝できるかと言えば、そりゃちょっと無理だろうと思ってしまうのです。

この記事が投稿されるのは9月15日(土)です。稀勢の里がどうなっているのか、4勝3敗ぐらいで「残念!」みたいなことになってなければいいのですが、別にファンというわけでもないし、期待もしていないのも事実ですが、どうなっているのか心配で仕方がないのも事実です。このへんが自分でもわけがわからない。

この記事が世に出る時点で、稀勢の里が全勝を守っていたら、それはもう、実に素晴らしいことですし、そうなっていて欲しいというか、7日目で2敗していたら優勝の目はなくなってしまって、横綱としてどうなん?となってしまうのです。

とりあえず、今の気持ちをしたためておきます。本当に15日に稀勢の里がどうなっているのか、ドキドキしながら待ちたいと思います。

……この記事、本当になんの意味があるんだろう。合掌。