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『プーと大人になった僕』を観てきました

さきほど、安美錦が琴勇輝相手に「とっくり投げ」という珍しい決まり手で勝ちましたが、今回の記事とは全然関係がありません。今回は『プーと大人になった僕』を観てきたので、その感想です。

最近は、映画を観に行くのに事前学習をしないことが多くて、今回も「くまのプーさんが大人になったクリストファー・ロビンに会いに行く」ぐらいの知識しかありませんでした。ぶっちゃけ言うと、クリストファー・ロビンって誰?だったのですが、ロビンマスクみたいなもんだろうと自分自身を納得させました。

さて、「くまのプーさんが大人になったクリストファー・ロビンに会いに行く」って設定、まんま『劇画オバQ』なのです。『劇画オバQ』というのは「オバQが大人になった正ちゃんに会いに行く」という話です。『劇画オバQ』ですが、オバQが毎食20杯ごはんを食べる、いびきがうるさい、おやつをねだる、一方的に思い出話を語り続けるという、実にややこしいお客さまとなり、結果的には正ちゃんとすれ違って終わる悲しい話です。『プーと大人になった僕』も似たような話であれば、悲しいことです。

「おまえ、はちみつ食べ過ぎやねん!もうあらへんやないか!」

「ちゃんとズボン履けって!丸見えやから!」

こんなセリフがぼんぼん飛び交うのであれば観ていられないのですが、ご安心ください。このようなセリフはありませんでした。どちらかというと『劇画オバQ』を豪快にハッピーエンドにしたような映画ですので、安心して観て頂きたいと思います。

ただ、頭の中をからっぽにして、ライオンと一緒にカーチェイス*1とか、年齢を感じさせない華麗なカンフーシーン*2とか、インド映画を無理矢理オマージュしたダンスシーン*3みたいなのを期待していると、突然「僕は僕でいちゃいけないの?」といった、グサッと心に突き刺さるセリフが不意に来ます。そのへんは注意しておいたほうがよいのかもしれません。

とはいえ、カーチェイスっぽいシーンがあったのはびっくりです。まさか『プーと大人になった僕』で手に汗握る展開を観ることができるとは思いませんでした。

あと、私自身は何のこだわりもなかったので日本語吹き替え版を観たのですが、クリストファー・ロビンの声をあてているのが堺雅人で、悪者と戦うシーンでは、なんとなく『真田丸』を思い出しました。こだわりがなければ、日本語吹き替え版もよいものです。

どうでしょう、観たくなってきましたでしょうか?映画の感想を書く場合、「この映画、ちょっと気になっているんだけど……」と思っている人の背中を押してあげるような文章を心がけて書いているのですが、もしかしたら『劇画オバQ』や『カンフー・ヨガ』に興味がわいたという人がいれば、それは私の力不足によるものです。ディズニーのみなさま、申し訳ございません。合掌。

▼ぐわぐわ団とは一味どころか全然ちがう、おおたさんのステキな感想はこちら▼

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*1:『カンフー・ヨガ』という映画にこんなシーンがあります。

*2:『カンフー・ヨガ』という映画にこんなシーンがあります。

*3:『カンフー・ヨガ』という映画にこんなシーンがあります。

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