ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

続・政見放送でいろいろしゃべりたい

昨日、政治家になる気は毛頭ないと申しましたが、小学生の頃から選挙が大好きでした。選挙ポスターを貼るための掲示板が設置されると、どんなヘンテコなポスターが張り出されるのか、居てもたってもいられずにわくわくしまくったものです。昔はフォトショなどという便利な魔法もなく、一発撮りで修正など一切なしのモロ無修正だったのです。眼鏡を斜めにかけていてもそのまま、ヒゲの剃り残しがあってもそのまま、鼻の毛穴が目立とうが、光の当たり方がおかしくてホラー映画のポスターみたいになっていても、とにかく無修正でドーン!だったのです。

その点、今の選挙ポスターは面白みがありません。特にお金のある政党の候補者はお肌がびっくりするぐらいにつるっつるのすっべすべです。フォトショ職人が丁寧に丁寧に仕上げているのです。いまいちお金がない候補者の場合は、髪の毛がげしょげしょに切り取られていたり、小さい写真をむりやり大きくしたもんだからピントが合わずにべよんべよんになっていたりすることもありますが、だいたいの候補がフォトショですべすべまんじゅうです。

今のすべすべまんじゅうの選挙ポスターではなく、でんでろりんの無修正ポスターが貼られている掲示板の前で、必死に似顔絵を描いていたのが小学生の頃の私です。知事や国会議員選挙だとそんなにたくさん候補者がいるわけでもないので、そこそこ楽しかったぐらいなのですが、市会議員選挙となるとわけが違います。何十人分のポスターがわーっと一斉に貼られているのは圧巻です。そして、ちょいちょいめっちょこおもしろいわけのわからんのが混ざっているのを見つけるのが最高なのです。「好きやねん!」と書かれた文字の横になぜか象さんの絵が描いてあって「好きやねん!象」の人として、仲間内で有名になりました。当選したのか、落選したのか、ちっとも覚えていません。

またもや政見放送をしたいという気持ちをぶつける時間がなくなりました。もう一度ぐらい続けるかもしれません。合掌。

新生活おすすめグッズ

今週のお題「新生活おすすめグッズ」

グッズなのかどうか知りませんが、牛めしの松屋でお米の販売が始まっています。2キロで750円という、かなりの低価格で攻めています。

実際に買って、炊いて、食べてみました。普通に美味しかったです。ていうか、本気でまずいお米というのを食べたことがありません。私はどんなお米でも美味しいと感じることのできる素晴らしい舌を持っているのです。

平成の米騒動のとき、タイ米がまずいとか言っていた人がいましたが、インディカ米を炊飯器で炊いてもおいしくないに決まっています。インディカ米はゆでるんです。ゆでて、お湯を捨てて、ちょっと落ち着くまで放っておいたらできあがり。インディカ米特有の素晴らしい香りを楽しみつつ、さらりとしたグリーンカレーなどでいただくのが本来の食べ方です。

とりあえず、新生活を始めるにあたって、食費をちょっとでも浮かせたいという方におすすめなのが松屋のお米ということにします。

それはそうと、突然ですが、林やすむさんのはてブコメントにいっちょ噛みします。

高校生の時に国語の先生に教わったこと - ぐわぐわ団

「なにが美人でなにがブスか」は変わっていくのに、「美人を尊びブスを蔑む心」が変わらないのはなぜだろうか・・・(という無責任な投げかけ)。

2019/04/15 05:00

b.hatena.ne.jp

なぜも何も、美人であることに価値があると考える人が多いからではないでしょうか。それだけなら別に大したことでもないのですが、その価値を相対的に判断して優劣をつけたがる人がいるからややこしいのです。私はあの子より美人とか、あの人のほうが美人だけどあの人は独身で私は結婚しているとか、やたらと優劣をつけたがる人が多いのは事実です。そもそもが競争社会なので、どうしてもついつい他人と比較して、どっちが上、どっちが下と考えてしまいがちなのは仕方のないこととして、他人と比較すればするほど、ギスギスしていきます。

でも、私は心がギスギスするのがイヤなので「みんなちがって、みんなかわいい」をお題目として唱えて、心をおだやかに保つように心がけています。「みんなちがって、みんなかわいい」この考え方がもっともっと広まれば、もう少し生きやすい世の中になるんじゃないかなと勝手に期待していたりします。

最後にマシュマロ揉み返し。

それこそ大正時代からブログを嗜み、芥川龍之介や夏目漱石ともウェブリングでつながっていた私ですが、ブログを辞めようと考えたことは一度もありません。過去において諸事情で閉めてしまったサイトもあるのですが、次の日には新しいサイトをこしらえて、なんやかんやと文章を書いていました。毎日更新しよう!と意気込んでいるわけでもなく、ただただ楽しんで文章を書いているだけで、結果的にそれが毎日続いているだけだったりします。

マシュマロを送っていただいた方がブログを書かれているのかどうかはわかりませんが、ブログなんてのは自分が後で読み返して楽しいと思える文章を残しておくぐらいの気持ちで、肩の力を抜いて気楽にすればよいと思っています。

では、みなさまおやすみなさいませ。合掌。

政見放送でいろいろしゃべりたい

知事や国会議員になりたいわけではありません。ましてや、大統領になるつもりもありません。朝鮮労働党委員長、朝鮮民主主義人民共和国国務委員長、朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員、朝鮮労働党中央軍事委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官をぱっくりまとめて兼務したいかと言われたら、ちょっとだけ悩むかもしれませんが、やっぱりやんぴにします。代わりにあの髪型にしろと言われたら困るし。

こういった人たちを十把一絡げに政治家と言うのですが、政治家になりたいわけではないのですが、政治家になる人たちにしか与えられない特権中の特権、キングオブ特権が政見放送なのです。政治家になるつもりは毛頭ないものの、政見放送をさせてもらえるというのであれば、万障繰り合わせて政見放送をさせて頂きたいです。

朝の午前6時からとか、本来ならNHKニュース番組をしているところにむりくり政見放送が押し込まれます。朝の6時のNHKニュースは大変お世話になっており、新聞を読んだふりをするのにちょうどよいのです。

この前も「政府が地方銀行と路線バスの統合を後押しをする!」というニュースが流れており、知ったかぶって相方に「地方銀行と路線バスが統合するんだよ。銀行員が突然、明日からバスを運転しろと言われたり、バスの運転手さんが突然、預金を集めるように言われるんだよ。世も末だねえ。」と教えてあげました。たぶん、どこか間違っています。

新聞を読めば、たぶん本当のことが書いてあると思うのですが、なにぶん通勤時間は睡眠時間、朝はオセロニアのガチャを引くので忙しくて、新聞なんて読むヒマもなく、1面に何が書いてあるのかをざっと目を通して「ほほぅ」と思うぐらいが関の山です。

そういえば、今日はブラックホールの撮影に成功した!という科学的にものすごくものすごいニュースが1面に載っていました。

キン肉マンに出てくるブラックホールですが、強いんだか、弱いんだか、よくわからないキャラクターでした。さすがにこのフィギュアを買う気にはなれないのですが、ねこ娘のフィギュアは予約しちゃいましたので楽しみにしています。政見放送の話を書いていないので明日に続きます。合掌。 

高校生の時に国語の先生に教わったこと

ゆーめんさんのブログ『絶対撃砕』のこちらの記事。普通の芸能ネタかなと思ったら、ご自身の経験も含めて、がっちょり奥が深くてびっくりしました。

yumen12.hateblo.jp

ブスとかデブとかガリとかチビとかデカとかさ、そういう言葉大嫌い。
芸人さんが容姿の欠陥で笑いを取ってるのは、彼らがプロだからですよ。覚悟を決めた商売だから。

この文章を読んで、高校生の時に国語の先生に教わったことを思い出しました。

先生が黒板に下ぶくれのおちょぼ口、眉毛は目の上にまん丸で、目はツリ目。一言で言うなら能面の「おかめ」みたいな絵を一気に描きあげたのです。絵心が全くない先生の絵はそれはそれはおもしろくて教室は爆笑に包まれました。

「みんな、笑っているけどな、平安時代の美人ってこんなんやったんや。」

みんな、きょとんとしています。

「世界三大美人って知ってるか?エジプトのクレオパトラ、中国の楊貴妃、日本の小野小町や。クレオパトラは鼻がめちゃくちゃ長くて鉤鼻で、楊貴妃は纏足をしていてコマみたいな体型で、小野小町はこんなんや。美人と言っても時代によって全然違うんやで。」

当たり前といえば当たり前ですが、時代によって価値観というのはめっちょこ変化します。 今、バブル時代に流行っていた格好をしても、なんとなくしっくりこないどころか、下手したらギャグになってしまいます。肩パッド入りのド派手なジャケットを羽織っている人なんてどこにもいませんし。

高校時代の国語の先生、平安時代の生活にも話が波及して、お風呂には入らないし、トイレはおまるだし、臭くて仕方がないからお香を焚いてごまかしていたとか、そんな話で教室を沸かしていました。

時代によって美人はころころ変わるし、太っている人がもてはやされる時代もあれば、痩せていないと出世できないなんて時代もあるし、今の時代の常識が次の時代の常識とは限りません。容姿で笑いを取るなんて方法は今の時代にしか通用しないし、すぐに時代遅れになってしまって理解されなくなります。

誰かひとりをターゲットにしてイジって笑いを取るなんてのも昔は当たり前のようにしていたけれど、今はイジメっぽく感じて嫌がる人が増えているのも肌で感じている変化だし、いろんな人に楽しんでもらって、笑顔になってもらえるコンテンツを作るのって実はものすごく難しくて大変。

とはいえ、あんまり考えすぎると文章が書けなくなるので、とりあえずは自分のバランス感覚を頼りに、自分が楽しめる文章を綴っていきたいなと思います。

ちなみに、ブスとかチビとかハゲとか、そういう言葉は私も嫌い。合掌。