ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

甲子園の砂

大阪に住んでいるので、明日もプリキュアが観れません。全て高校野球が悪い。もちろん、「TVer」を使えば観ることはできるのですが、それとて他の地域の人たちよりも30分ズレるわけです。事あるごとに、この問題に対して恨みつらみをぶちまけてきたぐわぐわ団ですが、今回はそんな高校野球のお話です。

試合に負けた高校球児たちは、甲子園の砂を持って帰ります。しかし、私は高校球児たちに声を大にして言いたい。

○砂 約18kg: 物置・エクステリア | ホームセンターコーナンの通販サイト

ホームセンター「コーナン」に行けば、砂18kgが188円(税抜)で売っているので、それを買いなさい。砂をガサガサ集めたりするから時間がかかってプリキュアの時間がなくなるのだ。しかも、おわかりの通り、砂とてタダではないのだ。

「野球選手は試合に負けたら、その球場の砂を持ち帰る性質がある」というのであれば、それは仕方のないことかもしれません。しかし、大阪地区予選1回戦で負けたチームが万博記念公園野球場や南港中央球場の砂を持ち帰ったなんて話は聞いたことがありません。もしかして、私が知らないだけで持ち帰っているのかもしれませんが、だとしたら申し訳ありません。先にお詫びしておきます。

ただ、プロ野球の試合を見ていても、負けたチームの選手が砂を集めるシーンなんて見たことがないのです。昨日、阪神タイガースは東京ドームで巨人に負けましたが、試合が終わった後、阪神タイガースの選手は東京ドームの砂を集めて持ち帰ったりしていません。先発の西が泣きながら東京ドームの砂をガサガサ集めて持ち帰っていたらドン引きです。

何が言いたいのかさっぱりわからなくなりましたが、とにかく試合に負けた高校球児は甲子園の砂を持って帰ろうとするので、そこには需要があるということです。試合に負けた高校球児に甲子園の砂を1グラムあたり6万円程度で売りましょう。ほぼ、覚せい剤の末端価格と同じ相場です。

そんな高い砂が買えるか!というのであれば、負けなければよろしい。優勝したチームは砂を持って帰らないんだから……あれ?優勝したチームも甲子園の砂って持って帰るんでしたっけ?そのへん、適当にしか知らないからよくわかりません。

申し上げたいのは、大阪でもプリキュアを放送しなさいということです。合掌。

人の嫌がることをしてはいけません

人の嫌がることをしてはいけません。

どなたも幼稚園や小学校で習ったことと思います。自分が嫌だと思うことを相手にするなんてのはもってのほかです。この世界は自分だけが生きているわけではなく、みんなが手と手を取り合って生きているのです。思いやりの心を大切にしなければいけません。

しかし、そんなことを言っていては「逆転オセロニア」で、ちっとも勝てないのです。

また、読者のみなさまを放ったらかしにしますが、エンデガというシャレにならん駒があります。「ターン開始時のHPが50%以下のときに発動できて、通常攻撃ダメージの1.5倍の特殊ダメージを与える」という、めちょんこ強いスキルを持っています。この駒が出てきたら、いくらこちらが優位に立っていても、一気に形勢逆転されてしまいます。相手がこれみよがしにこの駒を出してきたら「あー……」となってしまうのです。

あまりにもバランスの悪い駒なので、私は大嫌いです。だから、自分で使うことは極めて稀です。人の嫌がることをしてはいけません。その教えをしっかりと守っているのです。

しかし、そんなことを言っていては、ちっとも勝てないのです。

他にも、何となく強い駒を集めただけでデッキを組むのも好きではありません。わけがわからないかもしれませんが、デッキを組むにもストーリーが欲しいのです。「毒ダメージで相手をやっつける」「代償ダメージを受ける駒で攻め抜く」「相手の攻撃力を削ぐだけ削いでしまう」等々。美学といえばよいのでしょうか。何がなんでも勝てばよいというわけではなく、ストーリーを作ったうえで勝ちたいのです。

2002年6月23日、PRIDE21のメイン・イベント「高山善廣 vs ドン・フライ」を思い出してください。当時の総合格闘技は相手の攻撃から身を守りながら、一瞬の隙を突いて一撃で仕留めるスタイルになっており、どんどん試合展開が地味になっていました。メイン・イベントまでの試合もそんな試合ばっかり。ぶっちゃけおもしろくない。そんな試合が続いた後、メイン・イベントで高山善廣とドン・フライが男の意地でごんごん殴り合いをしたのです。顔を腫らしまくった高山善廣、負けはしましたが、ものすごい試合だったということで今も多くのプロレスファンの記憶に残っています。

つまり、勝負というのはストーリーがないといけないのです。

というわけで、そこらじゅうにダメージ床を張り巡らし、コンボスキル無効やデバフ、手駒ロックでとにかく相手の嫌がることをしまくるデッキで遊んでいます。勝率は悪いですが、最後ダメージ床を踏ませて勝ち、なんてときはめちょんこ気持ちいいです。

実に底意地が悪い。合掌。

<おまけ>

サマー・エレーナがかわいい。

<もひとつおまけ>

逆転オセロニアのクラフィールがとにかくかわいい - ぐわぐわ団

一番可愛いのは闘化エルピスです。使ってないけど。

2019/08/11 09:59

b.hatena.ne.jp

あの独特の声がやったらめったらかわいい。ものすごくよくわかります。

むりやりリーダーにして、こんなデッキを組んでみました。

サマー・ヒカキソがリーダーの毒デッキにボッコボコにやられました。再び合掌。

平和教育の功罪

私が若かりしとき、小学校でキッツい平和教育を受けてきました。

戦争で被害を受けられた方の体験談を中心に話を聞いたり、映画や本を見たりして、「戦争は残酷だ」「戦争はひどい」といったトラウマを植え付けられます。「戦争」と聞いただけで恐怖で寝られなくなるようなトラウマをぐりぐりと植え付けられて、それはもう大変でした。今はどのような教え方をしているのかわかりませんが、とにかく反射的に「戦争はダメだ!」と思わせるような教育であったと記憶しています。

しかしながら、本当に考えるべきは「なぜ戦争になったのか」だと思うのです。当時の政治的な背景や日本の置かれた経済状況などを合わせて、どうして戦争に至ったのかを学ぶほうが大切ではないのでしょうか。「戦争」と聞くだけでトラウマになって、思考が停止してしまうようにしてしまっては、過去を振り返ることができません。「なぜ戦争になったのか」をしっかりと考えさせるような、そんな教育こそが本当の平和教育であると考えます。

明智光秀によって、織田信長が討たれたのが「本能寺の変」です。本能寺の変において、織田信長がいかに残酷な方法で殺されたのか、それはもうイヤと言うほど聞かされてトラウマになってしまいました。「本能寺の変」も言い直せば戦争です。「戦争は残酷だ」「戦争はひどい」ということを「本能寺の変」でもって、ぎょんぎょん教えられたのです。

しかし、本当に考えるべきは「なぜ戦争になったのか」です。明智光秀が織田信長に反旗を翻し、「本能寺の変」を起こすに至った動機を考えずして、真の平和教育とは言えません。いろいろな説があります。昔、織田信長に恥をかかされた腹いせにやったとか、実は好きで好きで仕方がなくて愛情の裏返しで討ってしまったとか、何となくとか、とりあえず有名になりたかったとか、明智光秀が亡くなってしまっている以上、本当はどうだったのかを知る方法は、私たちが明智光秀の立場に立って、仮説を立てて、考えていくしかありません。

歴史にもしはありませんが、もし「本能寺の変」がなかったら、織田信長は今、ものすごいご長寿おじいちゃんになっていることでしょう。返す返すも残念なことです。合掌。