ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

正しいことはよいことだ……?

ドクダミ淑子さんのこちらの記事。

www.dokudamiyoshiko.com

記事の中で的をついたことを仰っておられます。 

「私の考えは正しい」というのが、そもそも成立しないんですよね。
そんなこと、わからない。

「みんなちがって、みんなかわいい」をモットーにしているぐわぐわ団もこちらの意見に賛成です。 

f:id:make_usagi:20210716205639j:plain

「自分が正しい」と純粋に思っている人ほど怖くて、特に「私は正しいので幸せ。あなたも幸せになれるから私の言うことに従いなさい。」と攻めてくる人には、「正しいのか知らんけど、こっちくんな」という気持ちでいっぱいです。「正しさ」ほどやっかいなことはなくて、しかも、本当に正しいのかどうかなんてことは誰にもわからないのですから。

例のウイルスのワクチンも「今はとりあえずうっておこう」という流れになっていますが、この考えが正しいのかどうかはわかりません。100年後になってめちょんこすごい副反応が出て「あのときワクチンをうたなければ死なずにすんだものを……無念!」とか言い残して死ぬハメになるかもしれません。そのとき、ワクチンをうったことが本当に正しかったのかどうか、誰もわからないのです。もちろん、私は感染なんてしたくないし、仮に感染しても重症化しないように率先してワクチンうちますけど。

とにかく「みんなちがって、みんなかわいい」なのです。「みんなちがって、みんなかわいい」が正しいのかどうかという問題はややこしくなるからおいておきますが、いろんな考え方があって、みんなが尊重されるべきであって、誰が正しいとか、誰が間違っているなんてのは二の次というか、ぶっちゃけどうでもよいことではないかと思うのです。

ちなみに、ドクダミ淑子さんのお話には続きがあって、相手を的確に攻撃するにはどうすればよいかを論じておられるので、めちょんこおもしろいのです。私は『シヴィライゼーション』の核ガンジーのように、表向きはめちょんこ平和主義社ですが、何かの拍子でバグると核攻撃しまくるので注意してもらったほうがよいと思います。ていうか、何度目にしても「核ガンジー」という文字面が面白くて仕方がない。合掌。

▼ドクダミ淑子さんのブログはこちら▼ 

www.dokudamiyoshiko.com

 

笑って過ごせたら勝ち

たのしくいきたい子さんのブログ記事を読んだ感想です。

ht.eriza0216neco.net

生きていると、やたらとせっつかれることが多いです。「日々成長しなくちゃいけない」とか「夢に向かって努力しなくちゃいけない」とか「成功するためには今すぐ○○すべきだ!」とか。そりゃあもう、びっくりするぐらいにせっつかれます。で、せっつかれるがままにあたふたしていると、アッと言うまに荼毘に付されてたりするのでこれまたびっくりです。 

笑いは自分だけではなく時に人を笑顔にすることもあります
だから人生を楽しむためには笑う事を忘れないで欲しいと思います

たのしくいきたい子さんの記事の引用です。満州から引き上げてくるときに思ったことですが、笑って過ごせたら勝ちじゃないかと。人生を勝ち負けで考えるのもどうかと思うのですが、誰に対して勝ちとか負けではなくて、とにかく勝ち。生きているとしんどいときもいっぱりありますが、とにかく笑って過ごせたら勝ち。そんなふうに考えています。

f:id:make_usagi:20210717105152j:plain

私は小学生のときに、やたら4コマ漫画を描いていて、富永一郎先生のような漫画家になれたらいいなと思っていたこともありますが、今は漫画家ではありません。でも、なぜか毎日4コマ漫画を描いてはブログにアップしています。しかも、それを自分で電子書籍にして、たまに自分で見返してはケラケラ笑っています。

海の勉強がしたくて沖縄の大学に行こうとしたものの、結局それはできずにもんにょりしたこともありますが、その後、何度も旅行で沖縄に行くことになるし、最近はかりゆしウェアでうろうろして沖縄気分を満喫していたりします。海の勉強がしたくてと書きましたが、単に沖縄に行きたかっただけのようです。ですから、十分満足していると言っても過言ではありません。

高校生の時は「モンゴルの大統領になりたい」と言い放って周りを呆れさせていましたが、 そのためには大相撲の世界に入り、横綱になるのが近道なんじゃなかろうかと思ったりもしました。結局、横綱にはなれませんでしたが、何の因果か相撲を見るのが大好きになり、今は照ノ富士が優勝して横綱になってくれるのを楽しみにしています。白鵬も今場所強いですが、やたらと張り差しするからあんまり好きではないです。

……え〜っと、何を書きたかったのでしょう。

漫画家になりたければ、今の時代は電子書籍という手段もあるし、クリップスタジオとか使えば簡単にいろいろできるし、昔よりもハードルは断然低くなっています。漫画を描くのは大変なので、私は漫画家を名乗るつもりもありませんが、今までいろいろしてきたことが積み重なって今の自分があるわけですし、終戦直後の時代と比べると、できることの数はかなり増えています。笑って過ごせたら勝ち、だと思うのです。

ちなみに、私は京都人ではないので、終戦直後というのは「応仁の乱の後」ではなく、普通に「第二次世界大戦の後」を指します。蛇足でした。合掌。

▼たのしくいきたい子さんのブログはこちら▼

ht.eriza0216neco.net

▼漫画を描くのは大変だと身に染みた結果▼

アホンス

NHKの朝のニュースを見ていたら、フランスの南にあるプロヴァンス地方のラベンダー畑が咲き乱れている様子が映し出されていました。ちょうど朝ごはんのフランスパンを食べていたときだったので、相方に「いやぁ、懐かしいねぇ。久しぶりに見に行きたいねぇ。」と同意を求めたのですが、あんまりピンとこなかったようです。

f:id:make_usagi:20210715231108j:plain

フランス人はよくバカンスを楽しむと言われていますが、バカンスは東京のフランス人がすることであって、大阪のフランス人はアホンスを楽しんでいます。ただ、大阪のフランス人の数が東京のフランス人と比べて圧倒的に少なくて、知っている人も少ないのでアホンスはバカンスほど世間に認知されている言葉ではありません。ただ、大阪のフランス人であった人たちのほとんどはアホンスを楽しんでいました。ジョニー広瀬しかり、 ゼンジー北京しかり。

一方でショパン猪狩は東京出身のフランス人なので、バカンスを楽しんでいたようです。このように、大阪のフランス人であるか、東京のフランス人であるかによって、休暇の過ごし方に大きな差があることを忘れないでください。

それはそうと、ラベンダーというのは本当にすごいもので、力を入れて「ラベンダー!」と言うと、なんとなく宇宙刑事っぽくなるのです。もしかして、前にも同じことを言ったかもしれませんが、気にしてはいけません。落語なんて同じ話を何度も何度もしているじゃありませんか。そして、同じところで笑うでしょう。ぐわぐわ団も同じだとお考えください。「ラベンダー!」と力を込めて言うことにより、かっちょよくなるのです。ここしか笑うとこないですからね、しっかりと笑って帰ってくださいね。

それはそれとして、ラベンダー畑を見て「ああ、トイレの消臭剤っぽい匂いだ」と感動で胸をいっぱいにして、帰りに銀座コージーコーナーでショートケーキを買って帰って家で食べるのです。これこそがアホンスです。真似してください。合掌。

ハザードマップ

ハザードマップを見て、災害時にはどうすればよいかを前もって考えておきましょう。

だがしかし!だがしかし!!

ハザードマップと言われても「は?」とならないだろうか。似たような話で、先日相方が「リコンファームのお知らせというメールが来たけど何がなんだかさっぱりわからなかった」と言いました。もちろん、私もリコンファームなんて言葉は聞いたことがありません。パッと思い浮かんだのは、離婚した夫婦が農場で働くという何となくシュールな絵。しかし、リコンファームは離婚農場のことではありません。予約の再確認ということらしいのです。

ハザードマップも同じです。私は初代プレイステーションはガリガリにプレイしまくった身、もちろんカプコンの名作ゲームである「バイオハザード」はとことんやり尽くしました。やり尽くしすぎて、どこに何があるか一時期全部覚えていたぐらいです。しかし、今は全部忘れました。あの記憶力はどこへやら。

それはそうと、ハザードマップと言われても、こちとら「バイオハザード」が思い浮かんでしまって、バイオハザード地図?みたいになって頭がこんがらがってしまうのです。何でもかんでも英語で言えばよいというものではありません。

f:id:make_usagi:20210714222532j:plain

第二次世界大戦中は英語を敵性語だから使うなと言っていたじゃないですか。野球もストライクは「よし一本!」だったし、ベースボールマガジン社も当時は野球雑誌社だったのです。

もちろん、私はフランス人ですから「キャステデドゥルジ」と言ってくれればスッと頭に入ってくるのですが、第二外国語である日本語で「災害地図」と言ってくれれば、「ああ、ハザードマップのことね」とそこそこスッと頭に入ってくるわけです。日本語が母語の方であれば、やはり「災害地図」と言ってもらうほうが理解しやすいでしょうし、高齢者の方であればなおさらだと思うのです。

そろそろ、キャステデドゥルジのことをハザードマップと言うのはやめて、災害地図と言うようにしましょう。もしくは、キャステデドゥルジと言うようにしましょう。みんなのためです。合掌。