先にお断りしておきますが、今回の文章は「厚切りベーコンカツ」について厚く、ではなく熱く語るだけですので、皆様の人生にとってこれっぽっちの役にも立たないと思います。何をどう間違ったのかわかりませんが、生きがいや優しさを探し求めていたら、なぜかぐわぐわ団にたどり着いたという方のために、自由ネコさんのブログを紹介しておきますので、ぜひこちらをごらんください。とても良い記事です。
たぶん家の中、箱だらけだろうな…。
この一言が、すごく響きます。じつに良い感じ。
というわけで、本題に入ります。ぽわぽわと閉店間際の百貨店を歩いていたのです。閉店間際の百貨店というのは価格破壊がそこかしこで発生する桃源郷とでもいいましょうか、とにかくめっちょこ楽しいのです。500円で阿波尾鶏の唐揚げとタコの唐揚げを買って、ええ買い物できたと喜んでスキップしてたら、とあるお店の前に「今日のセール!厚切りベーコンカツ」という文字が。すでに阿波尾鶏の唐揚げとタコの唐揚げを買っちゃってるんですよ。だから、一度は素通りしました。でも、「厚切りベーコンカツ」の文字が頭の中でぐるんぐるんするのです。ハムカツは知っているので、そんなに興味がわくなんてことはありません。知ってますから。でも、ベーコンカツは想像できるものの、そんなことをしてカロリーとか大丈夫か?と頭の中で心配になってくるのです。ベーコンなんて脂っこいものを、なぜにカツにするのか、しかも厚切りで。
常識で考えたら、そんなことをして良いはずはないのです。究極の横綱がラードで揚げた豚の脂身カツだとすれば、まぁ関脇ぐらいの番付ではあるのですが、かといって無視できる存在ではありません。それぐらいすごいの、厚切りベーコンカツ。
こうなってくると、もはや買うか買わないかという選択肢もなくなり、何枚買うかという選択肢しか残っていません。取って返して、厚切りベーコンカツを2枚買うことにしました。けっこうずっしりとした存在感。ご覧ください。
なんかすごいでしょう。これが厚切りベーコンカツです。表面のカリカリ感を残すため、あえて電子レンジで温めず、フライパンで温めなおすという念の入れようで、本日のおかずとしてデビューしました、厚切りベーコンカツ。
本当はカレーのつもりで、ちょっとつまめるものがあればいいなぁと思って百貨店の地下の食料品売り場に行ったのに、がっつりおかずを買ってきてしまったので、カレーは延期となり、タコのからあげ、アボカドサラダ、そして厚切りベーコンカツが食卓にのぼりました。じゃじゃん!
そして、アツアツの厚切りベーコンカツを貪り喰う!
めっちょこ脂っこい!でも美味しい!以上です。合掌。