突然ですが、サイゼリヤには割り箸があります。だいたい、ドリンクバーコーナー近くにこっそりと置いてあります。
ナイフとフォーク、そしてスプーンがテーブルに置かれているのですが、なんじゃかんじゃでやっぱりお箸が便利でらくちん。パスタを食べるのも、フォークでくるくるくるくるくるくるくるくる回して、フォークに絡ませて食べるのは大変です。お箸でしれっと食べる方がらくちん。ピザを食べるのも、ナイフやフォークで四苦八苦しながら食べるより、お箸でつまんで食べるほうがらくちん。お箸でええやん、なのです。
こないだ、NHKのプロフェッショナルとかいう番組をぼんわりと見ていたのですが、フランス料理の三つ星シェフが和食料理のお店に行って、「この刺身はまだ旨味が足りない。もっと熟成させたほうがいい。」とか、舐めたことをぬかしてましてね。おまえ、もうカツ丼でも食っとけと。刺身のびっっっっっっっっっっみょーーーーな味の違いなんて一般人にわかるわけがないし、そんな違いをやいやい言うより、熱々の揚げたてのトンカツを使って、たまごをはんじゅくに仕上げたカツ丼を食べさせたほうが「うまい!」って驚くはず。カツ丼は美味しい。これこそが真理です。
サイゼリヤの話題のはずが、なぜかカツ丼の話になってますが、気にしてはいけません。よくブログのネタがないと困っている人を見かけるのですが、サイゼリヤに割り箸があるよというだけで、結構文章が書けるんです。途中でなぜかカツ丼の話になっていますが、気にしないで書きましょう。
こちらはアマトリチャーナロッソというパスタ。399円です。しかも、これを食べるとサイゼリヤが100円イタリア地震のために寄付してくれるというおまけつき。私は美味しいパスタが食べられるし、イタリアの復興にも役に立つのです。こういう仕組みは嬉しいですね。サイゼリヤすごい。
イタリア料理を食べにいって、割り箸を使うのはルール違反だとか言われそうな気もしますが、美味しく楽しく食べられるなら、らくちんな方法を使うことに躊躇していてはいけません。
逆に、カレーを美味しく食べるためとか美味しんぼっぽいことを言って、カレーライスを素手で食べるのは微妙というか、かなりもんにょり。ボンカレーを素手で食べても、それはなんか違うだろうと思うのですが、なぜになにが違うのかはよくわかりません。スプーンでええやんと思うのです。でも、ナンは別。ナンは素手でないと逆にだめだめだと思います。なんでやねん。
……最後の最後に寒さを提供できましたので、これにて一件落着ですね。合掌。